Steam Link
Valveは公式サポートフォーラムにて、Steam Linkのハードウェアが欧州で完売になり、アメリカでもほぼ完売したとして、事実上の販売終了を発表しました。

ただし、すでに販売した分のSteam Linkハードウェアのサポートは続けるとともに、スマートフォンやタブレット向けのアプリ版Steam Linkは配布を予定するとしています。2015年に発売されたSteam Linkは、ゲームプラットフォームSteamのソフトを、リビングのテレビや液晶ディスプレイなどでストリーミングプレイを可能とするハードウェアです。テレビに接続するだけで、SteamをインストールしたPCとWi-Fiや有線イーサネットを経由して自動的にリンクされ、手軽にPCゲームを遊べるようにするユニークな製品でした。

しかし近年では、本家のSteamストアでは49.99ドルだったところが2.5ドルで投げ売りされ(現在は品切れ中)、国内でも大幅値引きセールの常連と化していました。

その一方で、Valveはそのスマートフォン/タブレット向けアプリ版であるSteam Link Appをリリース。今年5月にAndroid向けのベータ版が問題なく配信された後、iOS版がアップルから「ビジネス上の競合」という理由でリジェクトされて物議を醸していました。

PCのないリビングでもテレビに接続するだけでお手軽に......といっても、よりお手軽なスマートフォンやタブレットが普及した近年では、専用ハードウェアという場所も取り電源も専有し、物理ケーブルも繋ぐ必要がある製品形態では訴求力が弱かったのかもしれません。

とはいえ、やはりSteamストアのトップページからリンクが削除されたSteam Machineも、Steam Playの機能強化により救済措置が(少しだけ)講じられていました。Steam Linkハードをお持ちの方は、お手元に置いておけば、将来的に何か恩恵が受けられるのかもしれません。