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11月11日から11月25日まで福岡国際センターにて開催されている「大相撲九州場所」。今場所は稀勢の里が5日目から休場したことで3横綱不在の場所になりました。11日目の全取組終了の時点では小結・貴景勝が10勝1敗の単独首位で幕内初優勝への期待が高まっています。

相撲観戦のベストは会場に足を運ぶことですが、大相撲といったらNHKの「大相撲中継」が一番メジャーでしょう。様々なアングルから取り組みの詳細を見事に伝えるカメラワークはもちろんのこと、解説の北の富士勝昭さんと舞の海秀平さんの歯に衣着せぬ掛け合いも魅力の1つです。

しかし大相撲の放送は18時まで、外出している社会人や学生にとっては注目の取組が始まる時間帯にテレビの前にたどり着くよう調整するのは中々難しいでしょう。そこで、外出先から手軽に大相撲を楽しめる方法を紹介します。

バラエティ寄りな切り口が面白いAbemaTV

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まず注目したいのは、PCのWebブラウザやスマホアプリから視聴できるインターネットテレビ局「AbemaTV」。今年の初場所から九州場所までの全6場所の取り組みを「SPORT」チャンネルにて放送しています。

特筆すべきは序ノ口から結びの一番までの取組を、完全無料で放送している点。朝8時から夕方18時まで、好角家なら場所中はずーっと相撲に浸れますね。ちなみに、NHKでは「NHKBS1」で13時から15時8分まで幕下〜十両の取組を中継し、15時8分からは地上波の「NHK総合」に引き継いで結びの一番まで放送しています。

また番組の雰囲気も、総合格闘技中継のようなキャッチフレーズを入れた力士紹介やゲストタレントの出演など、硬めなNHK放送と比較すると番組全体に華があります。ただ、一瞬で勝敗が決まる取組に集中したいという人にとっては、煽りすぎな演出や力士に茶々を入れているようなタレントさんのコメントが鼻につくかもしれません。

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また、生中継の振り返りも、月額960円のAbemaプレミアムに加入することで視聴可能。幕内の取組を15分にまとめたダイジェスト動画は配信から5日限定で無料で公開しています。NHKとは違う切り口で相撲の楽しさを伝えてくれるAbemaTVの生中継を一度視聴してみてはいかがでしょうか?

相撲情報ギッシリな公式アプリ

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次に注目したいのは、日本相撲協会とドワンゴ が共同で運営する公式アプリ「大相撲」です。こちらでは幕内の全取組ビデオを視聴できます。生中継ではないのですが、取組終了後1分前後で動画がアップされます。ただし無料会員は、1日1動画しか視聴できません。月額600円(税込み)の有料会員(タニマチ)になることで、平成22年5月場所まですべての取組を視聴できます。

また動画は正面からのアングルのみで、別角度のリプレイや実況解説もありません。なのでNHKやAbemaTVの放送と比較すると味気ないと感じます。取組の流れを確認するという用途にならいいでしょう。

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ただしこのアプリ最大の特徴は、むしろ動画ではありません。視認性がよくシームレスに確認できる各種の情報です。番付表や日別の取組表、星取表がリアルタイムで更新され、取組表で力士の名前をタップするとプロフィールに飛び、そこから今場所における個人の星取表なども確認できるのです。

動画は幕内までの配信ですが、取組や力士のデータ更新は序ノ口までカバーされています。相撲観戦中のデータ確認用途としては抜群に使い勝手がいいです。

後追いならNHKオンデマンドでも視聴可

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後追いや見逃しという点で嬉しいのが、NHKが放送した番組をPCやスマホで視聴できる「NHKオンデマンド」。こちらでは幕内の取組を配信しています。

取組は前・後編に分割されており、それぞれ単品購入では108円(税込)で購入できます。また「見逃し見放題パック」ならば、月額978円(税込)で見放題です。また同じサービスは、U-NEXTでも配信されています。
後追いでもいいからNHK中継で大相撲を観戦したいのならオススメです。

生粋のNHK中継派はワンセグ・フルセグもアリ

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ここまで各種のサービスを紹介してきましたが、どうしてもNHKの大相撲をリアルタイムで、外出先でも視聴したい......ということであれば、ワンセグやフルセグで視聴するのも選択肢としてアリかと思います。

ワンセグ・フルセグ対応でないスマホならば別売りのチューナーを購入しましょう(上写真のモデルはピクセラの『PIX-DT300』。AndroidとWindows PCに対応したチューナーです)。

今回紹介したアプリやサービスを駆使して、テレビのない外出先でも大相撲を快適に楽しみましょう!