Googleの新OS「Fuchsia」がKirin 970をサポート。Honor Playでテストを実施

Pink + Purple = Fuchsia

山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
2018年11月25日, 午後 07:35 in google
0シェア
FacebookTwitter
Honor Play
オープンソースで開発されているGoogleの新OS「Fuchsia」がサポートするSoCに、HUAWEI傘下のHiSilicon製モデル「Kirin 970」が追加されました。同SoCを搭載するHonor Playでテストが行われたとのことです。

同SoCはHUAWEIの高級スマートフォンに搭載されているモデル。代表的なところでは、テスト対象となったHonor Playの他に、P20 ProやP20、Mate 10 Pro、nova 3などに搭載されています。Fuchsiaとは、Googleがオープンソースで開発している新OS。2016年よりGithub上に登場しているものの、Googleから公式な発表などはなく、いまだその全貌が見えません。一時期は、Androidを置き換えるものとも噂されていましたが、Googleはこれを否定し、「実験的なオープンソースプロジェクトの1つ」だとしています。

そのFuchsiaの特徴は、AndroidやChrome OSなどでも使われるLunuxカーネルではなく、Zircon(旧称はMagenta)という独自のマイクロカーネルを採用している点です。今回、Fuchsiaの​​​​​​リポジトリに投稿​されたのは、このZirconをKirin 970で動作するためのパッチです。

なお、このパッチを投稿した人物「Murali S R」は、huawei.comドメインの電子メールを使用しています。ただ、これがただちにHUAWEI自身の関与を示すわけではありません。あくまでも、個人的にオープンソースプロジェクトであるFuchsiaに協力している可能性もあります。

FuchsiaがHonor Playで動作するようになったことで、今後は正式な動作手順が公開される可能性もあります。ちなみに、すでに公開されているPixelbookでの動作手順に従い、Ars TechnicaがFuchsiaを動作させた様子を公開していました。



また、一部分のみですが、そのUIをWeb上で確認できるデモサイトも公開されています。

Fuchsiaの目的は製品化ではなく、シニアエンジニアを繋ぎとめるためのプロジェクトだとも噂されていますが、本当にそのような形で終わるのか、なんらかの形で正式リリースされるのか。今後も注目しておきたいところです。

 
 

TechCrunch 注目記事新型コロナのソーシャルディスタンスを支援するビデオチャットアプリ8選

新型コロナウイルス 関連アップデート[TechCrunch]
関連キーワード: fuchsia, google, HiSilicon, HiSilicon Kirin, internet, Kirin, mobile, os, smartphone
0シェア
FacebookTwitter

Sponsored Contents