nasa
NASAの探査機OSIRIS-RExが打上げから2年を経て、目的地である小惑星ベンヌに到着しました。これから、小惑星ベンヌに関する詳細な調査を実施し、最終的にはベンヌに着地、サンプルを地球に持ち帰る予定です。OSIRIS-RExは2016年に打上げられました。2018年1月には、約483万kmの彼方から地球と月のツーショット写真を撮影し、送信してきていました。また、10月にはBennuから地表のサンプルを採取するためのロボットアーム"Touch And Go Sample Acquisition Mechanism(TAGSAM)"の動作テストを行い、正常であることも確認しています。


ベンヌに到着したOSIRIS-RExが長旅で疲れているかは定かではないものの、これからの予定としては2021年まで、じっくりとこの小惑星の詳細観測を行う予定です。その寸法の詳細測定、表面のマッピング、そしてそのマッピングデータをもとにサンプルを取得するポイントを選定し、TAGSAMを使ってサンプル採取を行います。

OSIRIS-RExが地球にサンプルを携えて帰還するのは2023年の予定です。


ちなみに、一足先に小惑星リュウグウに到着し、やはりサンプル採取を含む探査を実施中の"はやぶさ2"を運用中のJAXAは、NASAとのあいだでともに持ち帰った小惑星サンプルをシェアする約束を結んでいます。どちらかがリターンに失敗しても成功したほうがシェアに応じるとしているこの契約ですが、やはり両機とも無事に小惑星の欠片を地球に持ち帰ってほしいところです。