Google、焼失のブラジル国立博物館をオンラインで公開 「デジタル化の重要性」を体現

2016年からデジタル化作業をしていました

山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
2018年12月14日, 午後 01:30 in art
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Brazil museumGoogleが、9月の火災により焼失したブラジル国立博物館をGoogle Arts & Cultureで公開しました。

ブラジル国立博物館は1818年に設立された博物館で、アメリカで発見された最古の人類骨格などを収蔵していました。しかし、2018年9月2日の火災により建物が全焼。2000万点以上の収蔵品も、そのほとんどが焼失しています。老朽化が指摘されていたものの、予算削減により補修工事が進んでおらず、防げた火災だったとして大きな話題となりました。

Googleが公開したのはもちろん焼失後ではなく、焼失前の状態。ブラジル国立博物館と協力し、2016年から収蔵品のオンライン化作業を進めていたとのことです。

ストリートビュー形式で博物館内を見て回れるほか、一部の収蔵品については、その詳細も確認できます。



Google Arts & Cultureでは、これまでにも日本を含め多くの美術館や博物館などの収蔵品をデジタル化し公開していますが、今回ほど作業を進めていて助かったと思えるケースはなかったでしょう。

実物が失われてしまった事実は変わりませんが、歴史的な資料を未来に残す手段として、デジタル化は今後ますます重要になっていきそうです。

 
 

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