フォルクスワーゲンのEV「I.D.」はゴルフと同価格帯、満充電で550km走行

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Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2018年12月18日, 午後 05:00 in Transportation
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I.D.
独フォルクスワーゲン(VW)が2020年に発売を予定するEV「I.D.」は、その価格帯が1万9000~2万5000ポンド(約270万~約355万円)となり、満充電状態での航続距離はEPA基準で最大290マイル(約467km、WTLP基準では550km)になると、セールス&マーケティング担当取締役のユルゲン・シュタックマン氏が明かしました。

これはつまり、VWの主力車種「ゴルフ」とほぼ同じ価格帯で、日常生活には充分な走行距離を持つと考えられます。ただし、英自動車雑誌TopGearによれば、最も安価なモデルの航続距離は約206マイルにとどまるとのこと。バッテリーの正確な容量についてはまだわかっていません。VWのID.シリーズはすべて同じMEBプラットフォームの上に開発構築、バッテリーパックは48kWhから111kWhまでの容量を持つものが搭載可能とされます。

これまでに明らかになっているところでは、いわゆるワーゲンバスこと「タイプII」をモチーフとした「I.D. Buzz Cargo」が、48kWhのバッテリーと長距離用に111kWhのバッテリーを用意し、WTLP基準での航続距離は長距離用バッテリーのほうで550kmになると言われています。ただし、WTLP基準はこれまでのEPA(Environmental Protection Agency:米国環境保護庁)基準よりもかなり甘い数字が算出されると言われています。

生産モデルでは「Neo」と呼ばれることになるかもしれないというI.D.は、すでに予約注文を受け付けています。受付はテスラModel 3と同じようにオンラインで済ませられ、手順は車種、グレードパッケージ、航続距離オプション、カラーといったカスタマイズ項目を選択するだけとのこと。シュタックマン氏はこの予約画面について「われわれはエンジニアとしてではなく、顧客の視点で物事を考えます」とその必要な手順の少なさを自慢しました。
I.D.の最高速度は、バッテリーの急速な消耗を避けるため100mph(160km/h)に制限されます。このバッテリーは液体冷却システムを備え、30分の充電で250マイル(約400km)の走行が可能なまでに回復するとのこと。

I.D.の生産モデルは、発表が2019年、販売開始は2020年の予定で、現在はカモフラージュされたテストカーが公道走行試験を行っています。年が明ければ、またすこしずつ詳細が伝えられることになるはずです。

 
 

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