完全ファンレスで無音のミニプロジェクターキット「HD301D1」を買いました:ベストバイ2018

何に使うか考え中(現在進行形)

宮里圭介(Keisuke Miyasato)
宮里圭介(Keisuke Miyasato), @miyasa
2018年12月30日, 午後 12:00 in projector
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diy projector1万円を切る激安ミニプロジェクターは、フルHD対応をうたいつつ実解像度が480pだったり、明るいと言いながら微妙だったり、そもそも爆音だったりと、値段なりの製品が多いもの。

まともな製品なら3万円以上はするものですが、組み立てが必要なDIYキットとはいえ2万円以下で720p出力ができる完全ファンレス無音ミニプロジェクターを発見し、思わず衝動買い。なかなか出来が良く、個人的にはベストバイでした。それが「HD ピコ レーザー プロジェクター 自作キット for Pi [HD301D1]」です。

プロジェクターの方式というと、液晶とDLPの2つがメジャー。どちらも強力な光源を使うのですが、これがかなりの熱を出すため冷却ファンが必須となります。LED光源を採用したミニプロジェクターでもそれは同じで、壁に大きく映せる楽しさよりも、その騒音の激しさに使うのをやめてしまう人もいるくらいです。

これに対し、「HD ピコ レーザー プロジェクター 自作キット for Pi [HD301D1]」はRGBのレーザーを使って直接投影します。レーザーは光変換効率が高いため、消費電力は最大4Wで済みますし、さらに発熱も少ないため、完全ファンレス無音動作が可能というのがメリット。また、レンズを使った拡大などが行なわれないため、ピント合わせも不要でどの距離でもスグに使えるというのもうれしいポイントといえるでしょう。

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▲Raspberry Pi関連商品を扱うKSYから購入。Raspberry Pi用みたいな感じで売られていますが、ごく普通のHDMI入力をもつ汎用品です

組み立ては思っていた通り。とても簡単でした

注文当日に発送され、さらにその翌日には届くという、とてもよいスピード感で届いたので、とりあえず仕事は横に置いて組み立てることに。予想通り組み立ては簡単でしたが、フレキシブルケーブルの接続では少し悩みました。組み立てガイドを見ても裏表がよくわからなかったからなのですが、ケーブルに「TOP」と印刷してあったので、こちらがきっと上だろうと試したところ、ちゃんと映りました。

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▲ざっくりとした部品一覧。半田付けもいらず、ケーブルの接続とネジ止めだけなので難度はかなり低いです

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▲悩んだケーブルですが、「TOPが上」と覚えておけば大丈夫。ケーブルが少し長いので、基板とレーザーユニットのネジ止めはちょっとやりずらいかも

手順を簡単に書いてみると、ケーブルで基板とレーザーユニットを接続、ケースにネジ止めして、アクリル板をつければ完成、といった感じです。小さめのプラスドライバーだけで組み立てられますから、難しいことは何もありません。

また、本体の下部には三脚用のネジが切ってあるので、使うときにミニ三脚などを装着すれば安定した投影ができるようになります。見た目はいかにもDIYキットといった雰囲気がありますが、結構しっかりしていて安心しました。

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▲ミニ三脚をつければ投影場所の自由度がとても高くなります。本体が軽いのでケーブルに引っ張られないよう、ある程度重たい三脚の方がよさそうですけど

そこそこ暗めだけど、明かりを消した部屋なら結構見える

このサイズでファンレスということもあって、画面は暗め。部屋の明かりをつけているとほとんど見えなくなるので、消しておかなければ使うのは難しいです。また、なんとなく襖に投影してみたところ、キラキラ光ってしまって画面が見えづらく、文字が読めないという状況になりました。これは光を微妙に反射する襖紙が悪かっただけですけどね。マットな厚手の画用紙を貼ってみたところ、意外とキレイに映ることがわかりました。

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▲試しにWindowsの画面で投影。手近な襖に映してみたところ、キラキラと横線が入るように反射してしまい、なかなか厳しいことに。周囲を少し明るくしていたので、画面も淡くなっちゃってます

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▲照明を落とし、右半分に画用紙を貼ってみたところ。写真のピントがずれているうえノイズが酷いですが、見やすくなるのは明らかにわかります

もちろんピント合わせは必要ないので、好みの大きさになるよう前後にプロジェクターを動かせば設定はおしまい。台形補正のキーストーン調整機能もありますが、固定設置するわけじゃないならこれで調整するより、三脚と本体の角度で位置を探った方が楽です。どうせ動かしてしまえばまた調整しなきゃいけないですし。

ちなみに電源はPCのUSBからで十分で、簡易電力計で測っても0.09~0.2Aくらいしか使っていませんでした。明るさが微妙とはいえ、プロジェクターでこの消費電力は驚きです。

熱と騒音と電力を気にしなくていいのは完全に工作向き!(個人差があります)

表示するにはなかなか面白いのですが、そこそこ暗いこと、50cm離れても16インチと結構小さいこともあって、使いどころが難しいのは確かです。

とはいえ、Fire TV Stickなどと組み合わせてプレーヤーとして使うのは面白そうだと思っています。騒音がないだけに、寝室で横になりつつ映画を観るのにピッタリかなって。寝室ならあまり明るくなくても視聴できそうですし。

あとは工作用でしょうか。小さいので組み込みやすく、熱や音、電力をあまり気にせず使えるだけに、プロジェクター内蔵PCとかも簡単にできそうです。付属のケースを使わなければもうちょっと小型化できそうですし、自由度も高くなりそう。単純に実用性を求め、このプロジェクターとRaspberry Piを一体化するケースを作るだけでもいいかもしれません。

などと考えていたら、ちょっと楽しくなってきました。なるべく近いうちにコレを使って微妙なものを作り、周囲を呆れさせたいですね。がんばろう。



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