foldimate
われわれ日本人が自動洗濯物たたみロボットと聞いて真っ先に思い出すのは、おそらく日本のセブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズが開発し、発表時にはテレビ報道などもされた「Laundroid」。

しかし2016年にはもうひとつ、衣類を自動で折りたたむマシンが開発されていました。Foldimateと呼ばれるそのロボットは、20着の衣類を一気に折りたためるというふれこみで一時話題となったことがあります。ただ、YouTubeに公開していたFoldimateのデモンストレーションはフェイクだったとされ、その後ほどなくしてプロジェクトは消え去ってしまったようでした。

しかしそのFoldimateが、米ラスベガスで1月8日に開幕する家電見本市CES 2019に再びその姿を現しました。しかも今度はちゃんと動作するプロトタイプを携えての登場です。新しいFoldimateをわかりやすく形容するならば"オフィスに設置される大型のプリンター"といったところ。本体前面には衣類を乗せるトレイがあり、そこからFoldimateに1着1着衣類が引き込まれては折りたたまれて出てくる仕掛けになっています。
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CESのデモ機が折りたためるのはあまり複雑でない形状のトップスおよびボトムスに限られ、シーツなどあまりに大きなものや、靴下といった小さなもの、厚手すぎるものなどはうまく折りたためない模様です。
%Vidible-5c32d07405b21a39e6077835%さて、ライバルに比べると充分に小さいとはいえ、この大きさの機械となると、自宅に置く場合はその場所を用意する必要性は出てきそうです。具体的には大型の洗濯機を置くのと同等のスペースが必要になりそうです。一方で、コインランドリーやホテルのランドリールームに設置する分には大きな問題はなさそう。コインランドリーで回収した衣類を袋やカゴに押し込んで持ち帰っている人は、このロボットがあれば家に着いてからシワを伸ばしてたたみ直す必要もなくなり、その分の時間を他に回せるようになるかもしれません。

実際のところ、Foldimateはそれでも自家用としての販売を想定していると語ります。毎日洗濯物と格闘し続ける主婦もしくは主夫もしくは共働きのご夫婦にとって、このロボットは力強い味方となるはずです。

しかし、ある企業の広報によれば、この手のロボットはやはりコインランドリー業者などからの問い合わせがあるとのこと。CESの時点ではあくまでデモ用のプロトタイプですが、Foldimateは2019年内の出荷を目指しているとのこと。概算価格は980ドル(約10万6000円)前後とのことなので、だいたい大きめの洗濯機を買うぐらいと想定しておけば、今から予算の準備もできそうです。

ちなみに、日本のLaundroidのほうも2018年内の発売を目指していたはず。価格や大きさ的にわれわれ庶民には手が届きにくいロボットではあるものの、そろそろ何らかの動きがあってほしいところです。