BCphone
通信キャリアを介さずに、ブロックチェーンを通信回線として利用するスマートフォンが数社からアナウンスされています。Pundi Xは2018年10月に発表した「XPhone」の実機をCES Unveiledで展示していました。

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展示されていた端末はまだプロトタイプで、製品は今年第2四半期に市場への投入予定とのこと。OSは「Function X OS」を採用。ブロックチェーンの利用に最適化されています。なおベースOSはAndroid 9.0とのこと。Android OSとの切り替えも可能で、画面の左右からスワイプすると、Function X OSとAndroid OSを切り替えて使うことができます。

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Function X OSのアプリは電話、ブラウザー、ファイルマネージャーなどとまだ少ないため、Android OSを使えば一般的なスマートフォンとして利用できるメリットがあるとのこと。

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本体の形状は横から見ると平行四辺形で、上部と下部に傾斜があります。ただしこのデザインも製品化の時は変更されるかもしれないとのことです。

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背面にはカメラと指紋認証センサーを搭載。詳細なスペックはまだ非公開。なおターゲットユーザーはアーリーアダプター層などを考えているそうですが、価格はリーズナブルなレベルを予定しているとのこと。利用者を増やすことで普及を加速化させようと考えているのでしょう。

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ブロックチェーン接続時にステータスを見ると、独自アドレスなどが表示されます。これが携帯電話回線を利用する一般的なスマートフォンとは大きな違いです。

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電話アプリを立ち上げると、ブロックチェーンを利用するか、従来の携帯電話回線を利用するかを選べます。携帯電話回線を使う場合は電話番号を入力。ブロックチェーンを使う場合は相手の端末のニックネームを入力します。

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なおブロックチェーンで発信するときは、

call.(相手のニックネーム)

と入力しますが、アプリではcall.はすでに表示されているので相手のニックネームを入れるだけです。またアプリの仕様としては、発信後にビデオ通話にも切り替えできるようです。CES Unveiledの会場では実際に音声通話のデモも行われました。

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ブラウザーアクセスも一般的なインターネットのhttpsプロトコル接続に対し、ブロックチェーンはfxtpプロトコルとなります。ブラウザーのURL欄にそれぞれを入力することで、どちらのプロトコルでも接続が可能です。

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Pundi Xはブロックチェーンを利用したPOS端末を開発していました。コンシューマー向けのスマートフォンを投入することでブロックチェーンの新たな可能性を提唱しているのです。XPhoneが実際に発売されれば、ブロックチェーンの利用はより身近なものになるでしょう。