1月10日、集英社はスマートフォン用アプリ「マワシヨミジャンプ」を配信しました。アプリのマップ上に表示されている「少年ジャンプ」や「ジャンプSQ」のバックナンバーや単行本を拾って、1冊まるごとが読めるサービスです。
マップは位置情報と連携しているため、"拾う"には位置情報系ゲームのように、ユーザーが実際に移動する必要があるのがポイント。
拾った本は1冊だけ手元に持つことができますが、マップ上にある気になる作品と交換することができます。ユーザーの位置情報によってマップに表示される作品のラインアップは変化するので、場所を移動することで注目の作品や懐かしの作品に出会うことができる――というシステムです。
マワシヨミジャンプは、こんな感じに持ってる単行本を交換できますう!
— 田沢梓門@EngadgetJP (@samebbq) 2019年1月11日
「ウイングマン」と「ピューと吹くジャガー」を交換しましたー。 pic.twitter.com/8XOVj9Qz3a
拾って読める作品に関しては、現時点で「ONE PIECE」「NARUTO-ナルト-」「BLEACH」「HUNTER×HUNTER」「ハイキュー!!」など人気作品が合計600冊以上配信されています。
気になる操作性に関しても優秀で、引用ツイートのようにマップ上の単行本を拾い、ダウンロードはわずか数秒で完了してスグに読み始められます。このストレスフリーなサクサク感はいいですね。
また「マワシヨミ帳」という機能では、作品の感想をシェアできます。アプリの名前の通り、みんなで回し読みをしている、懐かしい感覚が体験できます。現状では配信されたばかりなのであまり感想は書き込まれていませんが、自分が好きな作品で他のユーザーからの好意的なコメントを見ると、うれしくなりますね。
公式サイトではバックナンバーの配布についても紹介されており、週刊少年ジャンプは木曜日から前号を約3日間配布。ジャンプSQ.は、最新号発売の5日後から前号を配信開始。約7日間という期間限定で配布しているとのこと。
また単行本は、最初の方の巻を中心に配布しています。こうして読んで一気読みしたくなった場合は、アプリ内から単行本をそのまま購入可能。マワシヨミジャンプのストアで買った作品は、会員登録をすることで「少年ジャンプ+」と「ジャンプBOOKストア!」で本棚共有もできます。
アプリはiOSとAndroidにて配信中。iOS 9.0以降、Android 6.0以降の端末で利用できます。