tesla Model 3
EVメーカーのテスラが、世界各国のセキュリティカンファレンスで付随的に開催されるハッキングイベントPwn2Ownの賞品に、テスラModel 3を提供すると発表しました。テスラはPwn2Own開催にかかわるセキュリティソフトメーカー、トレンドマイクロと提携しており、イベントに新設された自動車ハッキング部門で取り上げられる最初の車になるはずです。トレンドマイクロは、今年もカナダで3月に開催されるセキュリティカンファレンスCanSecWestで行われるPwn2Ownに、総額100万ドル以上の賞金を提供すると発表しました。さらにテスラ、マイクロソフト、VMWareなどがスポンサーとして賞品を用意します。

テスラは2014年よりバグ・バウンティ(バグ懸賞金)プログラムを開始しており、2018年にはその賞金を1万ドルから1万5000ドルへと引き上げました。テスラのカーソフトウェア担当VP、デビッド・ラウ氏は「われわれはあらゆる点で最高水準の安全性を備える自動車を開発しています。セキュリティ研究コミュニティとの共同作業の場は非常に貴重なものです」と、今回のPwn2Ownへの関わりについて語りました。

テスラやその他スポンサーたちは、この機会をより商品のセキュリティを高めるために貴重な場と考えているものの、参加者たるハッカーたちにはとってそれはハッキングの課題であり、賞金、賞品への競技対象でしかありません。はたして3月のPwn2OwnでModel 3のセキュリティがいとも簡単に破られてしまうのかは、予約済みのテスラオーナーには気になるところかもしれません。

ちなみに、Pwn2Ownは2018年には日本でも開催され、iPhoneから消したはずの写真を取り出したハッカーらが賞金を獲得しています。