オリンパス製マイクロフォーサーズのフラッグシップ。プロフェッショナル向けモデルと位置づけられます。有効約2037万画素のLive MOSセンサーやボディ内5軸手ブレ補正機構を搭載。画像処理エンジン「TruePic VIII」を2基内蔵し、AFや操作レスポンス、スリープ復帰速度などの高速化を図っています。なお2016年に発売した現行最上級モデル「OM-D E-M1 Mark II」は併売。
ボディは縦位置グリップ一体型を採用し、軽快さよりもホールドしやすさを重視。縦位置、横位置のそれぞれに、親指でフォーカスエリアを動かせる「AFマルチセレクター」を備えたほか、ダイヤルやレバーなどの操作部をロックする「C-LOCKレバー」も新設しました。
ファインダーは視野率100%、最高倍率1.65倍、120fps、表示タイムラグ0.005秒で約236万ドットの液晶ビューファインダー。
このほか主要な性能として、最高18コマ/秒の連続撮影、3型約104万ドットのバリアングル液晶、IPX1準拠の防塵・防滴性能、UHS-II対応デュアルSDスロットなど。地味ながら重要なポイントとして、超音波振動膜式ダストリダクションシステム「SSWF」のコーティングを一新し、写真にゴミが写り込む可能性を従来の10分の1にまで低減したといいます。
外形寸法は144.4×146.8×75.4mm。ボディのみの撮影時重量は約997g。
発売は2月22日で、ボディのみの店頭予想価格は税別34万円前後の見込み。