1チップで1TB、最高速度1GB/秒。スマホ向け高性能ストレージをサムスンが開発

初搭載機種はGalaxy S10シリーズ上位とのウワサも

塚本直樹(Naoki Tsukamoto)
塚本直樹(Naoki Tsukamoto), @tsukamoto_naoki
2019年02月3日, 午後 05:00 in Samsung
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Samsung 1TB Storage
韓国サムスンは、業界初となる、1TBのスマートフォン向けフラッシュストレージの量産を開始しました。近い将来にはサムスン製のスマートフォンにもこのチップが搭載されることが期待されます。

今回発表されたフラッシュストレージ「embedded Universal Flash Storage(eUFS)」は1チップ型のため実装面積を取らず、スマートフォンでPC並みのストレージ容量を実現します。サムスンによれば1TBの容量には、10分間の4K解像度動画を260本も収録できるとしています。気になる搭載モデルですが、現在サムスンは次世代フラッグシップスマートフォン「Galaxy S10(仮称)」を準備しているとされており、そのラインナップの一つにこのeUFSによる1TBストレージモデルが登場する可能性が高いことがZDNetにより指摘されています。

なお、サムスンは2017年12月に512GBのフラッシュストレージの量産を開始しており、その搭載端末は翌年に登場しました。

Samsung 1TB Smapho Storage Spec
▲サムスンのスマートフォン向けフラッシュメモリの世代間の違い。ついにリードは最高1GB/sに達しています(ニュースリリースより)

さらに、本モデルは大容量化だけでなく、microSDカードや一般的な(シリアルATA接続の)SSD、そして従来モデル以上の読み書き速度を実現しています。シーケンシャル読み取り速度は最高1000MB/sとなり、シーケンシャル書き込みでも最高260MB/sを実現。

これらは512GBモデルよりも速いだけでなく、シリアルATA接続SSDの2倍の数値でもあります。しかしながら、製品パッケージのサイズは512GBモデルと変わりません。

サムスンはPC向けのSSDなど、ストレージ向けフラッシュメモリにおいてもトップ集団に入る存在ですが、本モデルはそうした技術力が容量と速度両面で活かされたモデルと呼べるでしょう。他社からも登場するであろう対抗モデルを含めて、2019年以降もスマートフォンストレージの大容量化は進みそうです。

 
 

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