グループFaceTime盗聴バグが修正されるiOS 12.1.4配信開始。サービスも稼働を再開

まだまだアップルへの責任追及は続きそうですが

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2019年02月8日, 午後 12:00 in apple
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Apple ShowcaseASSOCIATED PRESS

アップルは2月7日(米現地時間)、iPhone/iPad/iPod touch向けのiOS 12.1.4の配信を開始しました。先日から報告されていた"グループFaceTimeが盗聴される恐れのあるバグ"のほか、いくつかの不具合が修正されています。

iOS 12.1.4は、すでに日本国内でも配信中です。アップデートは通知から、ないし「設定>一般>ソフトウェア・アップデート」から手動で行うことができます。FaceTime

問題となったバグは、誰かとFaceTimeでビデオ通話を開始しようとした際に、グループ通話に切り替え、自分の電話番号をグループに加えると、相手側が出る前に音声(と映像)が聞こえてしまうというもの。相手がそれと気づかぬうちに音声が伝わるということで「盗聴バグ」と呼ばれていました。

このバグがメディアで話題になるとアップルはすぐにサービスを停止しその週内(1月29日~2月3日)に修正を含むアップデートを提供する予定だとコメントしていましたが、当初予定よりもかなり遅れた格好です。

今回の修正アップデートの配信に伴って、停止されていたグループFaceTimeサーバーも稼働を再開し、現在はオンライン状態となっています。

facetime

iPhone上での公式リリースノートでは「iOS 12.1.4には重要なセキュリティアップデートが含まれ、すべてのユーザーに推奨されます」とのみ記載されていますが、詳細な内容はこちらで(英文)確認できます。

グループFaceTimeのバグから派生した騒動は、おそらくアップルにとっても予想以上の広がりを見せています。世間で知られる1週間以上前にバグを報告した親子とは謝罪と報奨金提供で一応の決着を見たものの、対応の遅れについてはニューヨーク州の司法長官が捜査を開始したほか、米下院委員会からも質問状が送られており、今後より厳しい追及を受けると思われます。

そもそもグループFaceTimeを含んだiOS 12.1が配信開始されたのが、2018年10月末のこと。つまりバグが発覚した2019年1月末までの約3か月間は盗聴バグが存在していた可能性もあるわけです。

もっとも、その後のアップデートからバグが混入した可能性も否定できず、どのくらいの期間バグがあったのかは今のところ不明です。アップルへの責任追及がしばらく続くと思われるなかで、今後の調査の推移を見守っていきたいところです。

 
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