CES 2018
GoogleがIoT向けプラットフォームのAndroid Thingsを、スマートスピーカーおよびスマートディスプレイを構築するプラットフォームに焦点を合わせ直すと発表しました。ようするに、広範なIoT機器向けではなく、用途を絞ったものに変更するということです。

Android Thingsは2016年に発表され、2018年5月にようやく正式版となったばかりでした。

またAndroid Thingsは従来、NXP、Qualcomm、MediaTekらのマイクロプロセッサやメモリ、入出力コントローラーなどを含むSystem on Module(SOM)をサポートするとされていましたが、これらの提供も行われないとのことです。
結果的にハードウェアとしては、NXP i.MX7DとRaspberry Pi 3Bのみでが正式サポートされた状態となります。

Android Thingsの用途を限定する理由はとくに明かされてはいませんが、発表内ではこの1年の間でスマートスピーカーとスマートディスプレイが成功を収めた、としています。裏を返すと、他の汎用目的では芽が出なかったため、見切りをつけたのかもしれません。この辺りのサービスの取捨選択の速度にはGoogleらしさも感じます。

ただ、今後、他のIoT分野には注力しないのかというと、そういうわけでもありません。Googleは1月に行われたCES 2019で、様々な機器をGoogleアシスタント対応にできるGoogle Assistant Connectを発表しました。IoT向けにはこちらを通し、AIやクラウド対応を進めるものと考えられます。