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アップルが音声アプリケーションの新興企業PullStringを買収したと報じられています。

PullStringは2011年にピクサーの元幹部らにより設立され、「Hello Barbie」(会話ができてWi-Fi接続できるバービー人形)の音声アプリも手がけた会社。その後、アマゾンのAlexaやGoogleアシスタントなどに技術が採用されています。

米ニュースメディアAxios報道によると、買収金額は少なくとも約3000万ドル(約33億円)。最近の企業価値は約1億6000万ドル(約177億円)だったとされており、アップルは比較的低い価格で買収できたといえそうです。

Axiosは、今回の買収はアップルの音声アシスタントSiriの改善のためではないかと推測。Siriはこの分野で、GoogleアシスタントやアマゾンのAlexaに遅れを取っており、Pullstringの技術と組み合わせてギャップを埋めるのではないかと述べています。

Siriに関する最近の話題では、アップルが元GoogleのAI開発チーフで機械学習とAI戦略リーダーのジョン・ギアナンドレア氏を上級副社長に昇任させたことに続き、7年にわたってSiri開発を主導したチームリーダーが解任されたことなどが挙げられ、アップル内ではAI戦略の再構築が進んでいると見られます。

ただ、アップルは今回の件についてコメントを控えているとのこと。もしかするとあと数年のうちに、Siriは目覚ましい進化をするのかもしれません。