Twitterは、新たなインターフェースを備えたベータ版アプリ「twttr」を試用できるプログラムを発表しました。今回はiOS版のみが対象とされています。
すでに日本語でもプログラム申し込みフォームは開設済み。ベータ版で利用するユーザー名、ふだんTwitterを試用している端末や読み書きできる第1言語、居住している国や地域を答えるアンケートが用意されており、個人情報はTwitterのポリシーに則って取り扱われるとのこと。
申し込み後、数週間以内にアプリのステータス更新を知らせるメールが届いてから利用できると告知されています。
Twitterの新機能を一緒に作りませんか?
— Twitter Japan (@TwitterJP) 2019年2月20日
気になる話題について、わかりやすく、気軽に参加できる会話を作るにはどうすればいいか、皆さんのご意見をぜひお聞かせください。プログラムに登録し、Twitterの新しいベータ版アプリのtwttrを誰よりも先に使ってみましょう。#新しいTwitterを一緒につくろう
Twitter広報のリリースによれば、ベータ版プログラムは返信のための新しいデザインと操作感は、より簡単に会話をフォロー可能。Twitter上で起きている会話を「より親しみのあるチャットのような感覚で会話できるよう」返信アイコンを円形のデザインにして、どのような会話が行われているかを容易にわかるように視認性を向上したとのことです。
これは2018年9月に、Twitterプロダクトマネージャーの1人であるSara Haiderが紹介していたプロトタイプ版と同じものと思われます。返信ツイートは角の丸まったデザインで、元の発言にぶら下がる形となり、いわゆるスレッド表示となっています。
hey Twitter. we've been playing with some rough features to make it feel more conversational here. presence and reply threading. still early and iterating on these ideas. thoughts? pic.twitter.com/3U3NvpHWPy
— sara haider (@pandemona) 2018年8月31日
海外テックメディアThe Vergeによれば、Twitterの意図は「会話を友人同士のやり取りのように見せ、友好的な方法で参加を促して会話をより心地よくする」とされていました。
ちなみにベータ版アプリの名前「twttr」は、Twitterが立ち上げられた頃の最初期の名称です。2006年3月22日、ジャック・ドーシーCEOによるTwitter史上最古の投稿でもその名が確認できます。
just setting up my twttr
— jack (@jack) 2006年3月21日
ベータ版の名前が象徴しているユーザーが少なかったあの頃のように、Twitterが和やかな場に戻ることを祈りたいものです。