Tesla
EVメーカーのテスラが、"フル自動運転機能"の提供を開始すると発表しました。これはAutopilot機能に上乗せで追加するもので、車両購入時は5000ドル、納車済み車両へは7000ドルで供給されます。

現在のテスラ車には購入時3000ドル、アフター4000ドルでAutopilotが提供されます。新たなフル自動運転機能(FSD : Full Self Driving)には、以前はEnhanced Autopilotとして提供されていた高度な機能が組み込まれます。メーカーの説明によれば、Autopilotは「車線内でハンドルや加減速操作を自動で行い、他の車や歩行者を認識しつつ協調して行う」ことを可能とします。これに対しFSDでは、自動で車庫の出し入れや、駐車場での自動駐車機能、さらにナビゲーションを含む強化版のAutopilot機能が組み合わせられているとのことです。

なお、Autopilotはまだ信号交差点のある一般道での自動走行には対応していません。これについては、信号認識機能を2019年後半には有効化し、都心部での自動走行を可能にする計画だとしています。

なお、Full-Self Drivingといいつつも、これが自動運転の定義における完全自動運転に該当しないことをテスラは認めています。従って、FSDを使用する際も、これまでどおりドライバーは常に周囲に注意し、いつでも運転操作を引き継げるようにしておかなければなりません。

ちなみに、テスラは2月28日にようやく宣言していた3万5000ドルでのModel 3スタンダードモデルの販売を開始しましたが、このスタンダード仕様であっても、自動衝突防止ブレーキ、レーン逸脱警告、前方および側方衝突警告といった安全機能が搭載されています。また、イーロン・マスクCEOは2~3年でさらにModel 3を低価格にする考えを示しています。

日本でも、早ければ2019年後半にも右ハンドル仕様Model 3のデリバリーが開始される見込みであり、FSD機能の提供開始は購入希望者にとっては楽しみがまたひとつ増えた格好になるかもしれません。