iPhoneの本体を横向きにし、画面が横表示になった状態をランドスケープモードと言います。写真撮影時や動画視聴時に画面を横向きにする人は多いと思いますが、実は他のアプリでもランドスケープモードだけの便利機能があるんです。
ちょっと画面を横向きにしてみると、使い方の幅が広がるかもしれませんよ。
画面の向きのロックをオフにする
ランドスケープモードを利用するには、画面の向きのロックをオフにしておく必要があります。ロックはコントロールセンターからオン/オフを切り替え可能です。▲コントロールセンターを表示し(左)、「画面のロックの向き」のアイコンをタップしてオフに(右)
【便利機能1】カレンダーで1週間の予定がわかりやすくなる
予定を管理する標準カレンダーアプリ。通常の縦画面では週表示がありませんが、ランドスケープモードでは「週刊バーチカル表示」に切り替わります。その週の予定を一覧で確認できるため、紙のスケジュール帳に慣れている人におすすめの機能です。▲現在時刻には赤い線が引かれます。iPhone XSでは6日分の表示、XRでは7日分の表示になります
日付の帯の部分を左右にスクロールすると、過去の予定や先の予定を確認可能。また、1時間ごとの区切り線は、縦にピンチイン/ピンチアウトして幅の調節ができます。
【便利機能2】メッセージで手書入力ができるように
メッセージアプリ、iMessageの送信画面で端末を横向きにすると、手書きのメッセージが送信可能に。送信画面で横表示にし、キーボードにある手書きキーをタップすると、手書き入力のモードに切り替わります。▲横表示にし、キーボードにある手書きキーをタップします
▲手書き入力モードに切り替わる。「>」をタップすると続けて書き込めます
送信したメッセージは、相手に届いた際に書き順通りのアニメーションで表示されるのもおもしろいです。
【便利機能3】ブラウザのタブビューが見やすくなる
ランドスケープモード時にSafariで新しくタブメニューを開くと、タブが前後に積み重なった状態でなく、マス目状に一覧で表示されます。▲タブが一覧で表示されるようになります。左上の検索欄からタブの検索が可能
大量のタブを開いた状態でも、見たいタブを簡単に探せるので便利です。検索するには、タブのヘッドラインにある言葉を入力する必要があります。