Adobe Shockwave、2019年4月9日で提供終了。インターネット普及期の名残がまたひとつ消滅へ

Flashは2020年

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2019年03月12日, 午後 06:00 in Internet
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Alvin Chan/SOPA Images/LightRocket via Getty Images
Adobeが、ブラウザー上でマルチメディア再生を可能にするプラットフォーム「Shockwave」の提供を2019年4月9日で終了すると発表しました。この日をもってWindows向けのShockwave Playerのダウンロードができなくなります。Shockwaveといえば、Windowsパソコンが発売され、インターネット環境が家庭に拡がり始めた1990年代から、ブラウザー上で動作するマルチメディアやゲームなどを再生するための環境のこと。もともとはマクロメディアが開発していたソフトウェアで、一時はShockwaveの一部として提供されていたFlashに比べて機能が豊富な反面、動作が重いことから、次第にFlashのほうが多用されるようになっていきました。

Adobeでは2017年にShackwaveオーサリングツールのDirectorのサポートを終了しており、すでにMac向けのShockwave Playerの提供も終了済み。ただし、エンタープライズライセンスを取得している法人に関しては、4月9日以降も契約期間の終了までサポートが提供されます。とはいえ、もっとも長くサポートが続く大口顧客でも、2022年には完全に提供が終了します。

Adobe Shackwaveの提供終了の理由はすでに2020年での終了を予告しているFlashと同様に「技術の進化およびモバイルデバイスの普及によって、インタラクティブなコンテンツはHTML5 CanvasやWeb GLに移行した」ことを挙げています。

実際、いまやShochwaveを使用しているサイトを見つけ出すほうが困難と言えるほど、その使用は減少しており、よほど古いコンテンツを保存しておかなければならない理由のある人や企業以外で、Shockwaveの終了に頭を抱える人はいないはずです。

それでも、初期のインターネットでいろいろなブラウザーゲームを遊び、コンテンツを作って試したりした世代の人には少し郷愁を覚える知らせかもしれません。


 
 

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