Google、VRシネマ制作スタジオ「Spotlight Stories」を閉鎖

もはや自前で作る必要がなくなった、ということか。

石井徹(TORU ISHII)
石井徹(TORU ISHII), @ishiit_aroka
2019年03月18日, 午後 04:00 in VR
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Googleが傘下のVRシネマ制作スタジオSpotlight Storiesを閉鎖していることが明らかになりました。

Spotlight Storiesは、モトローラの新規事業として開始されたもので、同社の買収にともなってGoogleの先進事業グループ「ATAP」に組み込まれました。

Spotlight Stories発の作品は、VRならではの没入感のある体験に加えて、作品に登場するキャラクターと触れあえるなど要素も盛り込まれた点に特徴があります。代表作の「Pearl(パール)」は、アカデミー賞の短編映画賞にノミネートされたほか、エミー賞を「インタラクティブプログラミングにおける優れたイノベーション」部門で受賞しています。

米エンタテインメント誌Varietyの報道によると、GoogleがSpotlight Storiesを閉鎖していることが同スタジオのエグゼクティブ・プロデューサーKaren Dufilho氏のEメールにより、明らかになったと報じています。VarietyはGoogleはスタジオの閉鎖を認めつつ、Spotlight Storiesの成果をねぎらう声明を発表しています。

GoogleはSpotlight Storiesに長年多額の投資をしてきたと見られていますが、作品はスマートフォンアプリやYouTubeなどで公開され、無料で視聴できるようになっています。GoogleがVRの普及のための"呼び子"としてSpotlight Storiesを継続してきたとすれば、同スタジオの閉鎖は、VRコンテンツの普及が進み、Googleが自前でコンテンツを作る必要がなくなったことを示唆しているのかもしれません。

 
 

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