中国Xiaomiが、新ゲーミングスマートフォンBlack Shark 2を発表しました。中国ではすでに販売開始されており、価格は3199元(約5万3000円)から。
Xiaomiが出資する関連会社Black Sharkは、2018年4月にゲーミングスマートフォン「Black Shark」を発売。同10月にRAMを10GBにアップデートした「Black Shark Helo」を発売しています。このため、名称はBlack Shark 2ですが、ゲーミングスマートフォンとしては3機種目になります。
関連記事:
ゲーミングスマホ「Black Shark Helo」シャオミが発表。コントローラー付属、10GB RAM搭載
Xiaomi関連会社から8GB RAMや液冷システム搭載のゲーミングスマホ「Black Shark」誕生
ゲーミングスマホ「Black Shark Helo」シャオミが発表。コントローラー付属、10GB RAM搭載
Xiaomi関連会社から8GB RAMや液冷システム搭載のゲーミングスマホ「Black Shark」誕生
SoCにSnapdragon 855、RAMは6/8/12GBとスペックの高さもさることながら、もっとも特徴的だと感じるのは「Magic Press」と呼ぶ3D Touch機能の搭載です。
Black Shark 2が搭載する6.39インチのAMOLEDスクリーンは、iPhoneの3D Touchと同様に感圧式の操作にも対応。iPhoneは1か所のみでしたが、Black Sharkでは、画面左右にそれぞれ1か所ずつ、計2か所の感圧ボタンを同時に操作できます。ボタンの位置やサイズ、感度などは調整可能。
FPSなどでは、左指で移動しつつ、右の指で狙いを定め、押し込むことで攻撃するといった操作も可能なようです。
ディスプレイのそものも、低輝度での画面のちらつきを減らすとともに、タッチレイテンシを43.5msに抑え、スムーズなゲーム体験を可能にしているとのこと。また、前モデルHeloと同様にベイパーチャンバーによる冷却システムを備えています。
そのほか、主な仕様としては、SoCはSnapdragon 855。RAM 6GB/8GB/12GB、ストレージは128GB/256GB。ディスプレイは6.39インチ 2340x1080で指紋センサーを内蔵。バッテリー容量は4000mAh。
背面カメラは48MP(標準)と12MP(望遠)のデュアル仕様で、前面カメラは20MP。本体サイズは163.61 x 75.01 x 8.77(9.57) mm、重さ205g。
デュアルSIM仕様でLTE対応バンドは 1/3/4/5/6/8/20/34/38/39/40/41。
カラーバリエーションとしてシルバーモデルもラインナップしています。
価格は6GB+128GBモデルが3199元(約5万3000円)。最上位の12GB+256GBモデルでも4199元(約7万円)と他社ハイエンドと比べて割安感があります。
中国外での販売については、まだ何も発表はありませんが、既存のBlack Sharkは欧州で販売されている(Xiaomiは正式に欧州に進出しています)ので、近いうちにこちらで販売開始されるものと考えられます。