magic leapMagic Leap

米プロバスケットボールリーグNBAの試合を観戦するための、ARメガネMagic Leap One用ARアプリが発表されました。NBAファンは現実空間の中に複数の仮想ディスプレイを表示し、ライブ中継にデータを重ねたりと様々な形で観戦の楽しみを広げられるようになります。
Magic Leap Oneは技術スタートアップMagic Leapが開発したもので、ゴーグル型の透過型ディスプレイLightwearと、ウェアラブルコンピュータLightpackがケーブルで繋がった製品。半透過型のディスプレイにより、現実の視界に仮想のオブジェクトを重ねて配置でき、「仮想のものがそこにあるかのように」体験できることがうたわれていました

そして昨年のCode Media 2018(海外テック系メディアRecodeが主催)にて、Magic LeapとNBAはパートナーシップ締結を発表し、技術実験計画を明らかに。当時のブログ記事では、試合の様子にデータを重ねたり、実物大のバスケ選手がリビングルームにいるように表現したりと、ARならではの観戦体験が約束されていました。

こうした技術実験を元に正式発表されたアプリ「NBA App on Magic Leap」では、AR空間内に複数の仮想画面を表示して、ライブ中継やゲームのリプレイ、およびハイライトシーンの再生を同時に鑑賞可能。それぞれの画面は独立して任意のサイズに拡大縮小でき、好きな場所に配置できます。

さらにチーム対チームや選手対選手に関する統計データ比較の表示も可能。YouTubeのデモ画面では、1人の選手の動きをゲームのような画面に取りだして見やすくする機能も披露されています。

NBAコミッショナーのAdam Silver氏は、上記のCode Melia 2018の場で「Magic Leapとの提携により、伝統的なスポーツをより(Twitchのように)インタラクティブとして、若い視聴者にアピールできる」と述べていました。NBAは2019年版の「世界で最も革新的な企業」ランキングの3位に選ばれていましたが、こうした攻めの姿勢が高い評価を得ている原動力かもしれません。