Facebook傘下Oculus、VRコントローラ内部に不適切な隠しメッセージを刻印。「ビッグブラザーが見ている」

自虐ネタでしょうか

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2019年04月15日, 午後 02:30 in facebook
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Facebook傘下のOculus VRの共同創業者で、現在はVR製品責任者のネイト・ミッチェル氏は、これから出荷する「Oculus Quest」と「Oculus Rift S」同梱コントローラの一部に不適切な隠しメッセージを誤って刻印してしまったことをTwitter上で報告しました。

これらの隠しメッセージは、元々はプロトタイプに限ってのイースターエッグ(隠しメッセージ)として意図されていたもの。それが手違いで、「何万もの」(一部の)製品の内部についたままになっていると述べられています。
「Oculus Quest」はスタンドアローン型のモバイルVRシステムで、「Oculus Rift S」はPC接続型の新型VRヘッドセット。いずれも今春発売とされ、まだ市場には出荷されていません。

問題となった隠しメッセージは、開発者向けには「Big Brother is Watching(ビッグブラザーが見ている)」「Hi iFixit! We See You!(やぁiFixit!僕らも君たちを見てるよ!」。そして一般向け製品には「This Space For Rent(このスペースは貸し出し用)」「The Masons Were Here(メイソン家はここにいた)」など。

ちなみにビッグブラザーとはジョージ・オーウェルの小説「1984年」に出てくる独裁者であり、国民を常に監視しているとされる謎の人物。iFixitは「新製品が発売されたらすぐに分解レポート」でお馴染みの修理業者です。

ミッチェル氏はイースターエッグは意義あるとしつつ、これらのメッセージは不適切で取り除くべきだったと謝罪。ハードウェアの整合性や機能は影響を受けていないとした上で、今後このようなことが二度と起こらないように生産プロセスを修正すると述べています。
隠しメッセージはコントローラー内部にあり、一般ユーザーの目に触れることは恐らくありません。しかし近年のFacebookはプライバシーの取り扱いや個人情報収集などがたびたび批判を集めている背景もあり、外部から批判される前に公表して鎮火を計ったとも思われます。

隠しメッセージにあった「ビッグブラザー」は、人々の行動を監視して個人情報を集め続けるという意味で、よくFacebookがなぞらえられる名前です。元従業員も同社を「非常にビッグブラザー風」と呼んでいましたが、社内でも自虐的に常用されているのかもしれません。

 
 

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