4月25日のおもなできごと
1997年、東芝がPHS内蔵「GENIO PCV100」を発売2013年、キヤノンが「PowerShot N」を発売
2014年、シャープが「ヘルシオお茶プレッソ」を発売
2016年、PFUがBluetooth版の「Happy Hacking Keyboard Professional BT」を発売
2014年:茶葉を茶臼で挽いてお茶を点てるお茶メーカー「ヘルシオお茶プレッソ」
お茶といえば急須に茶葉とお湯を注いで淹れるというのが通常ですが、この茶葉を茶臼で挽いて抹茶のようにし、沸騰させてカルキ抜きしたお湯で「点てる」ように淹れるのが「ヘルシオお茶プレッソ」(TE-GS10A)。ドリップコーヒーが手軽に楽しめるコーヒーメーカーの緑茶版、といった感じでしょうか。
普通にお茶を淹れるのとは違い、茶葉も一緒に摂取できるため、食物繊維や各種栄養成分を余すことなく摂れるというのもメリットです。挽いた茶葉はお茶に使うだけでなく、お菓子や料理にも活用できますね。
用途が特殊だったり掃除が大変だったりということもあって大ヒットとはなりませんでしたが、緑茶・抹茶好きな人にとって興味深い製品でした。
ちなみに翌年には、従来の20ミクロンから15ミクロンまで茶葉を細かく挽けるようになった後継モデル「TE-TS56V」が登場しています。一度に淹れられる容量が増えたほか、70度のぬるめのお茶が楽しめるといった点でも進化しています。
2016年:静電容量無接点方式のスイッチを採用したHHKBのワイヤレスモデル「HHKB Professional BT」
コンパクトなメカニカルキーボードとして、以前から人気の高いHHKBシリーズ。とくに、スイッチに東プレの静電容量無接点方式のものを採用したHHKB Professionalは、小型キーボードの定番として、多くのファンを獲得してきました。そのHHKB ProfessionalのBluetooth対応版となるワイヤレスモデルが、「HHKB Professional BT」です。
ケーブルのわずらわしさのないモデルとして歓迎され、2万7500円という価格にもかかわらず、多くのユーザーが買い求めました。Bluetoothが途切れることがあるといった不満もちらほらあるようですが、ファームウェアの改修などで、だいぶ改善されているようです。
当初のラインナップは、キー配列は英語、日本語、無刻印の3種類で、カラーは黒地に黒字という墨モデルのみ。後日、それぞれにカラーを白にしたモデルが登場しています。