『スーパーマリオカート』と『ソリティア』がゲームの殿堂入り。モーコンや元祖アドベンチャーゲームも選出

来年はぜひマインスイーパも

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2019年05月4日, 午後 12:40 in game
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groupe米ニューヨーク州ロチェスターのストロング遊戯博物館は、2019年の「ビデオゲームの殿堂」(World Video Game Hall of Fame)入りゲームとして『スーパーマリオカート』『Mortal Kombat』『Microsoft Solitaire』『Colossal Cave Adventure』の4本が決定したことを発表しました。

「ビデオゲームの殿堂」は2015年から毎年開催され、ビデオゲーム業界のみならず大衆文化や一般社会に影響を与えたタイトルを選んでいるもの。過去には『スーパーマリオブラザーズ』や『パックマン』、『ゼルダの伝説』などが殿堂入りを果たしています。
今年は『Candy Crush Saga』や『Half-Life』、『ダンスダンスレボリューション』や『Sid Meier's Civilization』『大乱闘スマッシュブラザーズDX』など12本が最終選考入り。そんな人気や歴史を背景に持つ強者ぞろいのなか、4本が栄光の殿堂入りしたかっこうです。

『スーパーマリオカート』は、1992年にスーパーファミコン用ソフトとしてリリース。『スーパーマリオブラザーズ』フランチャイズの愛すべきキャラクターとレーシングゲームのスリルを組み合わせ、ゴーカートのサブジャンルを広めました。あらゆる年齢層の友人や家族、そしてゲームファンを忘れられないドライブに招待し、ゲーム市場最長寿のレースゲームになったーーとの賛辞が贈られています。

そして『Mortal Kombat』も1992年にデビューし、当時としては最先端のグラフィックと独自のスタイルを業務用ゲームにもたらした製品。ゲーム内の過剰な暴力描写も国際的な議論を巻き起こし、ゲームは子供のためだけのものではないと規定する一方で、結果的にESRB(アメリカとカナダにおけるコンピュータゲームのレーティング審査を行う団体)の創設を加速。コンテンツ面ではミュージックアルバムやアクションフィギュア、演劇ショーやハリウッド映画などのフランチャイズ全体を生み出すことに功績があったとされています。

以上2本は純然たる商業ゲームですが、残り2本は境界線にあるもの。ノミネートされた上に殿堂入りするほどの共感を集めたのは興味深いところです。

まず『Colossal Cave Adventure』は1976年にデビューを飾り、テキストベースのアドベンチャーゲーム。実在の洞窟を元にマップが作られているもののグラフィックはなく、キーボードからのコマンド入力とテキストの応答によりゲームを進めます。その「Adventure」という名前は後のアドベンチャーゲームの語源にもなっており、商業用コンピュータゲーム産業の確立に貢献したと評価されています。

『Microsoft Solitaire』は、MicrosoftがWindows 3.0からOSにバンドルしていたひとり遊びのトランプゲーム。「Windowsを買えば自動的に付いてくる」ため10億以上のコンピュータに配布され、現在は65の言語にローカライズ済み。アナログゲームがデジタルの世界でさらに普及する可能性があると証明し、マニア向けではないカジュアルゲーム市場が成長する道を開いたとされています。

ソリティアは元々はマウス練習用のアプリだったはずが、仕事の生産性破壊ツールになっていた感もありますが、それだけ世界に「影響」を与えたのは確かでしょう。来年は、日本でも時間泥棒に猛威を振るったマインスイーパも候補に入れて頂きたいところです。
 
 

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