Google GoGoogleが開催中の開発者向け会議、Google I/O 2019の基調講演より。Googleの翻訳機能の最新版とも呼べる『Google Go』が発表されました。Google Lensに組み込まれる、海外旅行時の看板などをターゲットにしたリアルタイム翻訳機能です。

提供予定は5月下旬から。対応言語には日本語も含まれます。Google Go

Google Go
会場のデモでは、ATMの注意書き看板に対して、スマートフォン上のGoogle Lensアプリから同機能を呼び出して使う事例を紹介。看板にスマートフォンをかざすだけで、文字をハイライトしながら読み上げ、さらに翻訳なども可能です。

気になるのはタイムラグですが、会場のデモでは翻訳後のテキスト表示まで数秒といったところ。Google Lensでの製品認識と似たリズム感で翻訳ができるため、あまり待たされる感じはなさそうです。

もう一つのポイントは、翻訳後の文字の大きさやレイアウトなどが、元の看板に可能な限り合わせた形で表示される点。読み上げ時のハイライト時などでも文章の構造などの把握を妨げません。

なおこの表示、内部的にはいわゆる「ARオーバーレイ状態」になっているとのこと。将来的にはヘッドマウントディスプレイなどでの活用も見込んだ機能とも呼べそうです。

Google Go

もう一つの特徴は、対応言語の一覧に日本語も含まれる点。当初は上記画像の14言語でのスタートになります。

このようにGoogle Goは、旅行などでありがたい注意書きや看板の翻訳にフォーカスした機能となっており、シチュエーションによってはかなり実用性がありそう。地味ながら注目できる機能となりそうです。