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Googleが、Androidに新たに64種類の人を表す絵文字を追加します。まずは今週、ベータ版としてPixelスマートフォンに、そして今年後半にはAndroid Q搭載のスマートフォンに提供が開始されるとのこと。いまや世界に拡大した絵文字文化は、元々は1999年に日本の携帯電話会社が、感情や状況を相手に手早く伝えるため、文字列にキャラクターデザインを取り入れた"絵文字"を採用したのが始まりでした。あれから20年が経過し、いまや"Emoji"は3000種類を超え、あらゆるものを取り込みつつあります。

その過程では多様性への対応も進められており、いまやあらゆる色の肌や髪をした人物から、同性のカップルや両親といったジェンダー関連、女性科学者など、あまり見かけることのない性別と職業の組み合わせにまで絵文字は対応しています。

Googleが示した64の絵文字のうち11種類は、赤ん坊やフェンシングをする人、スノーボーダーといった性別を区別する必要のないものですが、のこり53種類はすべて男女の差が曖昧なあらゆる髪型、あらゆる肌の色をした人物像となっており、なかには性別が曖昧なヴァンパイアや人魚、果てはゾンビに至るまでが含まれています。

もちろん、絵文字のキャラクターはUnicodeとして標準化されるので、これらの変化はAndroidだけに訪れるものではなく、今年後半にはAndroid Q以外のスマートフォンやPCなどでも多様化への対応は行われる見込みです。ただ、Appleやサムスンといったメーカー、マイクロソフトやFacebook、TwitterなどのプラットフォームではUnicodeに準拠しつつも独自デザインの絵文字を提供しているのでAndroid Q版とまったく同じにはならないかもしれません。