東京ビッグサイトで5月10日まで開催中の「Japan IT Week春」にて、中国GPD TechnologyがモバイルPCの新モデル「GPD Pocket 2 MAX」を展示していました。
「GPD Pocket 2 MAX」はUltra-Mobile PC(ウルトラモバイルPC/UMPC)に分類される小型のノートパソコンで、今回が国内では初めての実機展示となります。ブースにて実機を手に取ることができたため、先代モデル「GPD Pocket 2」とのサイズ感違いや、変更点などをチェックしました。
「GPD Pocket 2 MAX」はマイクロソフトが定めたUMPCの要件をギリギリ満たすモバイルノートPCです(Microsoftの定めるUMPCのディスプレイ要件は9インチ未満)。ディスプレイは大型化によって見やすくなり、それに併せてキーボードのピッチも広くなったことで、使いやすさや実用性も向上しています。
一つ注意すべき点としては、GPD Pocket 2 MAXではmicroSDカードスロットが省かれています。また、それと代わりで、先々代モデルのGPD Pocket以来のMicroHDMI端子が復活しています。
▲GPD Pocket 2 MAX(右)と現行機種GPD Pocket 2
▲閉じた状態での時の比較。GPD Pocket 2 MAX(左側)はGPD Pocket 2よりひとまわり以上大きい
▲キーボード部。トラックセンサーはなくなり、タッチパッドとなり通常のノートPCライクに
▲キーボードの比較。右側に一部、独特なクセがある配列は残っているが、さらに打ちやすくなった印象
▲キーボードの打鍵感は上々。タッチパッドのクリック感はやや浅めに感じた
▲左側面にはUSB端子と3.5mmジャック
▲MicroHDMI端子・USB Type-C端子・USB端子
▲展示機は16GB RAMに512GB SSD搭載の最上位モデルだった
ブース内にいたスタッフによると、クラウドファンディングの開始時期は2019年の6月半ばから下旬頃にスタートするとのこと。気になる出資価格などについては、現在検討中であるということで、「期待して待っていてほしい」とのことでした。備えましょう。
また、GPDのブースではクラウドファンディング出資や向けに間もなく出荷が予定予定されている「GPD Micro PC」も展示されていました。こちらも国内向けに一般販売されると思われるので、楽しみですね。
▲こっちの方が興味ある! という人も少なくないかもしれませんね