iOS 13では位置情報追跡アプリを可視化。地図情報と「なぜ追跡しているのか」を表示

攻めのプライバシー保護強化

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2019年06月9日, 午後 03:30 in apple
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アップルは今月初めのWWDC19にてプライバシー保護の姿勢を強く打ち出していましたが、次期メジャーバージョンiOS 13ではバックグラウンドで位置情報を送信するアプリが可視化されていると報じられています。米アップル関連情報サイト9to5Macによれば、開発者向けiOS 13ベータ版では、アプリがバックグラウンドでユーザーの位置情報を使用しているとき、ポップアップ通知を表示。この通知には特定のアプリが追跡した位置データが地図付きで表示されるとのことです。

同サイトがスクリーンショットを例示したのは、TeslaアプリとApple Storeアプリの2つ。通知には地図に加えて、なぜそのアプリが位置情報を追跡しているのかの論拠も提示されています。

9to5Mac iOS 13

たとえばTeslaの場合は「あなたの車に近い地域を表示し、サポート車のPhone Key(車のキー代わりとなるスマホ)を最適化するために位置情報を使用しています」と表示。そしてApple Storeアプリでは「私たちはあなたがどこにいるかに応じて関連製品や機能、そしてサービスを提供します」と説明されています。

iOS 13ではこうしたポップアップが定期的に表示されるとのこと。WWDC19では、これまでアプリに対する位置情報の使用許可は「常に許可」「許可しない」「このAppの使用中のみ許可」と3つだったところに、新たに「1回だけ」許可も追加されると公表されていました。その後、アプリが位置情報を必要とするとき、改めてユーザーに許可を求めるわけです。

先日のWWDC19ではアップルは「Sign In with Apple」ほか、ユーザーの匿名性を強化して個人データを第三者に利用させない姿勢をアピールしていました。こうした「攻めのプライバシー」により、FacebookやGoogleといったユーザー情報を広告収益に繋げる企業との対立をますます深めていくのかもしれません。

 
 

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