Apple Cardの大規模ベータプログラム開始。何千人ものアップル小売店従業員が実際に使用

Apple Payでの高い還元率が魅力

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2019年06月22日, 午後 03:00 in apple
0シェア
FacebookTwitter
AppleCardアップルのクレジットカード「Apple Card」が今年夏の正式リリース前に、何千人もの同社の小売店従業員に配布されて大規模なテストを実施していると報じられています。Apple Cardは、アップルと米金融機関ゴールドマン・サックスが提携して発行するクレジットカード。Apple Pay経由での使用が基本とですが、非対応の店舗で使える物理カードも用意されます。ただし、最大の特典である高い還元率は物理カードだと1%(Apple Pay経由では通常2%、アップルストアなら3%)となります。

アップルは5月にも一部の従業員を対象に同カードを配布していました。が、米Bloomebergによれば、今週から開始された社内ベータプログラムはそれを大規模に拡大したもの。アップルは世界中に約7万人もの小売店従業員を雇用しており、店舗の半分以上は米国にあるため、利用率が広がりそうです。

従業員は自分のiPhoneから直接サインアップでき、Apple Pay機能についてはすぐに利用可能となります。また、物理カードは2〜3週間以内に送付される予定とのこと。またAPR(クレジットカードの年利)は13.24%〜24.24%とされ、一般ユーザー向けに予告された設定と同じです。

Bloombergが確認したベータ版の(iPhoneでの)スクリーンショットは、テスト版が完全に機能することを示していたと伝えられています。日々の払い戻しや請求の支払い、実際のカードの注文状況の確認、テキストメッセージによるテクニカルサポートも受けられるとのこと。また(Walletによる管理機能で)支払いのスケジュール設定や利用限度額の確認、および紐付けられている銀行口座の管理もできるそうです。

アップルの従業員は、iOS 12.4およびiOS 13のWalletアプリでApple Cardをテスト中とされています。iOS 12.4は現在ベータテスト中ですが、もうすぐ正式版が配信されるのかもしれません。

このApple Cardは今後数か月のうちに米国でリリースされる予定ですが、Bloombergによればアップルは金融規制当局とヨーロッパへの進出につき協議を始めたとのこと。iPhoneで家計の管理をしやすくなり、何よりアップル製品での高い還元率が期待できるだけに、日本での早期のリリースも望みたいところです。

 
 

TechCrunch 注目記事新型コロナのソーシャルディスタンスを支援するビデオチャットアプリ8選

新型コロナウイルス 関連アップデート[TechCrunch]
関連キーワード: apple, applecard, applepay, AppleRumor, credit card, iphone
0シェア
FacebookTwitter

Sponsored Contents