今秋リリース予定のiPadOSでは、「フローティングキーボード」が使用できるようになりました。小さく表示できるだけでなく、場所も自由に動かせるため、ウェブブラウジングなどでの表示領域が広がり、また片手でもタイピングができます。
今回は、パブリックベータ版をインストールして、iPadOSの「フローティングキーボード」の使い方を解説します。なお、正式版として公開されるものと仕様が異なる可能性がある点にはご留意ください。
キーボードから「フローティング」を選択
キーボードを「フローティング」表示にするには、まずウェブ検索やメモなどの文字入力時に、キーボード右下の「キーボード」アイコンをロングタップ。そのまま指をスライドさせて「フローティング」を選択します。▲キーボードを表示し、右下の「キーボード」アイコンをロングタップ
▲そのまま指を「フローティング」にスライドさせたら、指を離します
「フローティング」を選択して指を離すと、キーボードが小さくなり「フローティング」表示に切り替わります。また、キーボード(場所はどこでもOK)をピンチインしてもフローティングキーボードに切り替えられます。フローティング表示のキーボードをピンチアウトすればもとの表示に戻ります。
▲指を離すと「フローティング」表示に。ピンチイン操作でも切り替え可能です
「フローティング」表示時は、スペースキーしたのバーをドラッグして、自由に好きな場所に動かせます。画面の表示を邪魔しないので、マルチタスクで作業するときなどに便利です。
▲作業できるスペースが広がります