PC版「シェンムー3」、Steam版を希望する出資者に返金を約束。費用はEpic持ち

Steam版は1年後

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2019年07月3日, 午後 12:39 in dreamcast
0シェア
FacebookTwitter
shenmue
Ys Net/Deep Silver

YS NetはKickstarterキャンペーンにて「シェンムー3」に出資したバッカー向けに、PC版がEpic Gamesストアでの時限独占販売になった件の経緯を説明し、Steamキーの配信が1年後になることと、希望者には返金に応じることを発表しました。「シェンムー3」はオープンワールドゲームの先駆け「シェンムー」シリーズの最新作。そのカリスマ的人気を背景にKickstarterにて7万人近くのバッカーを集め、PS4/Steam向けのリリースを約束。ところが先日、急きょPC版がEpic Gamesストアの独占配信になると発表され、Steam版を望むバッカーから批判が殺到していました。

今回「PC版リワードについてのご報告」と題された文面によれば、Epic GamesストアとのPC版に関する提携は、パブリッシングのパートナーであるDeepSilverとの協議により決定されたとのこと。そしてEpic Gamesにはプロジェクト当初より、本作の開発で採用しているUnreal Engine4の提供を含め、ゲーム制作に対して様々なサポートを受けたとの背景を述べています。なお、Epic GamesストアはUnreal Engineを使ったゲームには、Unreal Engineのロイヤリティを放棄することも知られています。

さらに関係各社の販売ポリシーとの調整が困難なため、発売日でのSteamキーの提供は実現できず。希望するバッカーには「1年後のSteam版配信時にSteamキーをお渡しいたします」としてEpic Gamesストアでの時限独占販売を認めるとともに、Steamキーをリワードに期待していたバッカーに対して、混乱を招いたことを含めて深く謝罪しています。

ほぼ時を同じくして、Epic Gamesの創設者兼CEOであるTim Sweeny氏は「シェンムー3がEpic Gameストア専売になったことで発生したKickstarterの払い戻しはすべてEpicが負担するので、Ys Netの開発資金が減ることはありません」とツイートし、Ys Netの経営を思いやる人達を安堵させています。
それに加えて「将来的にクラウドファンディングの特典として他のPCストアでの提供を約束した後、Epic専売となった場合は、他のストア関係者と調整して予めキーの提供を確実にするか、ないしは発表時に返金を保証します」ともツイート。裏返せば今後も人気タイトルを引き抜いて専売にする指針表明とも受け取れますが、一応は強引な囲い込みが反感を買うのはまずいと判断したのかもしれません。
 
 
新型コロナウイルス 関連アップデート[TechCrunch]

 

関連キーワード: dreamcast, EpicGames, epicgamesstore, openworld, sega, Shenmue, steam
0シェア
FacebookTwitter

Sponsored Contents