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韓国サムスン電子が、折りたたみディスプレイ搭載スマートフォンGalaxy Foldテスト機の、相次ぐ不具合報告から発売を延期していた件ですが、2か月を経てようやく折り畳み部分の再設計を終え、製品バージョン生産への最終段階にあると報じられました。もともとGalaxy Foldは4月に発売を予定していました。ところが、直前にメディアなどに配布されたレビュー用のGalaxy Foldは、ディスプレイ保護フィルムを知らずに剥がされたり、蝶番の部分にどこからともなく紛れ込んだ塵の噛み込みなどでつぎつぎと破損。サムスンはGalaxy Foldの回収を再設計を余儀なくされていました。

Bloombergは実物を見た人物の話として、最新バージョンのGalaxy Foldはディスプレイ保護フィルムが太鼓の皮のようにスクリーン全体を包み、ベゼル内に張り込まれるために、誤ってそれが剥がされる心配がなくなったと伝えています。さらにディスプレイ開閉時に保護フィルムが引き延ばされてしまわないよう、ヒンジ部分にも変更が加えられました。その結果、保護フィルムはまるでスクリーンそのもののように一体化され、画面の中央できていた"折れ目"が発生する可能性も減っていると情報源は述べているとのこと。

ようやく、欠陥とも言える不具合が修正されたGalaxy Foldですが、もしとうしょのままそれが約2000ドル(約21万円)という価格で販売されていたら、一体どうなっていただろうと想像すれば、今回の騒動はサムスンにもかえって良いことだったとも言えるかもしれません。

これから生産に向けて改良済みパーツがベトナムの生産現場へ向かうのだと考えると、発売時期を予想するのはまだ難しいかもしれません。サムスンは8月7日には Galaxy Note 10発表のUnpackedイベントを予定しているものの、そこでもGalaxy Foldは触れられず、年末商戦に間に合うよう準備されるとBloombergは述べています。