米国のAmazonは24日(米現地時間)、VRヘッドセットで利用できる視聴アプリ「Prime Video VR」をリリースしました。対応デバイスはOculus Go、Oculus QuestおよびサムスンGear VRの3シリーズ。記事執筆時点では英国および米国のみで利用可能となっています。Amazonの発表によれば、Prime Video VRアプリは「Amazonのオリジナル番組、チャンネルサブスクリプション、ライブイベント」などが視聴できるとのこと。つまり、プライム会員向け動画サービスAmazon Prime Videoの全コンテンツが対象となっているもようです。

本アプリでは、音声でコンテンツ検索も可能とのこと。VRヘッドセットを装着しているときは文字入力がネックとなりがちですが、手に握ったコントローラーで仮想キーボードから文字を1つずつ拾う面倒さもなさそうです。

当然ながら、VR向けに制作された各種コンテンツも用意。Amazon Prime Video内では『ジャック・ライアン』や『高い城の男』『グランド・ツアー』などの番組がすでにVRで視聴できるとのこと。そしてOculusの公式ブログ記事によれば、ローンチ時には気候変動ドキュメンタリー『Greenland Melting』や『Invasion!」など厳選された360度コンテンツも楽しめるとされています。

Amazon Prime会員でなくても、購入済みのコンテンツやレンタル動画といった個人用ライブラリを、アプリを通じて視聴は可能とのこと。ただし、VR専用コンテンツの視聴にはPrime会員登録が必要となります。

Prime Video VRアプリは、Oculusストアからダウンロード。インストールが完了したあとは、音声でAmazon Prime アカウントにサインインして、すぐにコンテンツの閲覧や検索を開始できるとのこと。ただし、現時点では英国と米国のみに限られており、日本向けストアでは配信されていません。

VRヘッドセットは場所を取らずに「かぶったら、すぐ目の前に大画面のスクリーン」が魅力であり、豊富なライブラリを誇るPrimde Videoはゲームに興味のない人々にも強力なアピールとなるはず。特にケーブルレスのOculus Questが好評を博してVRヘッドセットが勢いづいている今こそ、様々な諸国で本アプリのリリースを待ち望む声が高そうです。