Netflix、大荒れのドイツGPで『栄光のグランプリ』シーズン2撮影。密着した王者メルセデスは大敗

撮れ高はバッチリ?

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2019年07月29日, 午後 07:00 in AV
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Netflix
Netflixが、F1グランプリの裏側に迫るドキュメンタリー番組『Formula 1:栄光のグランプリ(原題:Drive to Survive)』第2シーズン収録のために、7月28日に開催されたF1ドイツグランプリでメルセデスAMGチームに密着取材を敢行した模様です。

『栄光のグランプリ』第1シーズンは2018年のF1グランプリをドキュメンタリー化したものでしたが、このときはメルセデスAMGチームとフェラーリチームが取材に協力していませんでした。そのため2020年に配信されるだろう第2シーズンが、初めて全チーム協力のもと製作されるシリーズになります。そして、Netflixがさっそく密着取材に訪れたのがメルセデスチームです。ドイツGPは今シーズン10戦中9勝の圧倒的強さを見せつけてきたメルセデスにとっては地元レースであり、さらにメルセデスのモータースポーツ活動125年を祝う大会です。

ところが、その記念すべきレースは断続的に雨が降る状況からコースアウトするマシンが続出。各マシンは、天候が変わるたびに少しでも速く走るためタイヤ交換せざるを得ないという、めまぐるしい展開になりました。

Netflixとしては、いつものように優秀なマシンと優秀なメカニック、優秀なチーム首脳陣による優秀な作戦でスマートに勝ちを得ていくメルセデスチームのいつものレースを取材に行ったつもりだったはずです。ところが、目の前で繰り広げられたのはそれとは真逆の光景でした。レース中盤までは首位をキープしていたメルセデスチームでしたが、以降は刻々と変わる天候状況に作戦がうまく機能せずドタバタな展開に。最終的には、世界チャンピオンのルイス・ハミルトン選手が選手権ポイント圏外でレースを終え、もうひとりの優勝候補バルテリ・ボッタス選手もクラッシュでリタイアするという、最悪の結果に終わりました。

モータースポーツがお好きな方ならもうご存じの通り、ドイツGPのレース結果は、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン選手が今シーズン2勝目を飾り、おなじホンダ製パワーユニットを搭載するトロロッソチームのダニール・クビアト選手が、チームにとって11年ぶり、チーム創設以来通算2度目の表彰台となる3位を獲得するという、われわれ日本人にとってうれしい結果になりました。なお2位には、11年前のトロロッソチームに唯一の優勝をもたらした、現フェラーリチームのセバスチャン・ベッテル選手が、なんと最下位から上り詰めました。



近年まれに見る大荒れのレースは、Netflixにとっては逆に良い素材になったかもしれません。ただ、モータースポーツ活動125年を祝いにホッケンハイム・サーキットを訪れていたダイムラーの重役たちには、あまり気分の良いものではなかったことでしょう。

ちなみに、レース後に一部のチームのマシンにルール違反が見つかったため、選手権ポイント圏外でレースを終え得たメルセデスのルイス・ハミルトン選手は一転、9位に昇格し2ポイントを獲得しました。



 
 

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