Googleアシスタント、今年もIQテストで圧勝。ただしスマホ固有機能はSiriが優位に

改善のために人間が録音を聴いていたという

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2019年08月20日, 午後 12:20 in ai
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ROBYN BECK/AFP/Getty Images

米ベンチャーキャピタルのLoup Venturesは、市場で主流となっている音声アシスタントを対象とした「IQテスト」の結果を発表しました。本テストは毎年恒例となっていますが、今回もGoogleアシスタントが「正しい」回答率においてはSiriやAlexaを上回ることが証明されています。最新のIQテストが対象としたのは、Googleアシスタント、SiriおよびAlexa。マイクロソフトのCortanaが外されたのは、戦略的ポジショニングを変更したから(AlexaやGoogleアシスタントをライバルと見なさない)と説明されています。

テストの測定基準は「言われたことを理解しているか?」と「正しい答えをしているか」の2つ。このために5つのカテゴリに渡る800以上の質問を、3つの音声アシスタントに投げかけたとのことです。

総合テスト結果は、昨年と同じくGoogleアシスタントが「言われたことを理解する」能力では100%を獲得。とはいえSiriは99.8%、Alexaも99.0%で僅差に過ぎず、音声アシスタントの聞き取る力の格差はもうすぐなくなりそうです。
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各社アシスタントが熾烈な競争を繰り広げているのは「正しい答をしているか」という点です。Googleアシスタントは92.9%で、前回のテストよりも7%のアップ。ただし最大の改善が見られるのはAlexaで、61.4%から79.8%に跳ね上がったとのこと。

かたやスマートフォン固有の機能を実行する「命令」カテゴリだけは、Siriが(Pixelデバイスを含めて)Googleアシスタントを上回る結果となっています。通話、テキストメッセージ、電子メール、カレンダー、音楽などはOSとデバイスが密接に統合されているアップル製品が優位に立っています。

なお、このカテゴリではSiriとGoogleアシスタントがともにAlexaよりもはるかに優秀で、自社スマートフォンが「ある」と「ない」の差が顕著に表れていると思われます。
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いずれもめざましい進化を遂げつつある音声アシスタントですが、各社とも精度を上げるために一部の録音を人間が聴いていたことが、ほぼ例外なく明らかにされています。今後プライバシー保護を厳密に求められるようになれば、性能の改善も難しくなるのかもしれません。

 
 

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