米ウォルマート、テスラの太陽光パネル出火を提訴。肉眼で見える欠陥を放置したと主張

住宅向けにレンタルプランを発表したばかり

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2019年08月21日, 午後 03:50 in CleanEnergy
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AP Photo/ Dennis M. Rivera Pichardo

米小売最大手のウォルマートは、テスラが納品した太陽光パネルが7つの店舗で出火したとして、契約違反で同社を提訴しました。ウォルマートはテスラが契約違反および重大な過失を犯し、業界標準に準じた義務を果たさなかったと主張。そしてテスラに対して240以上もの店舗から太陽光パネルを撤去し、パネルが原因で引き起こされた全ての火災に関する損害賠償を請求しています。

両社は長年にわたってクリーンエネルギー分野で提携しており、ウォルマートは240以上もの店舗にテスラの太陽光発電システムを導入。さらにテスラ初のEVトラック「セミ」を少なくとも45台も事前注文したとのことです。

裁判所に提出された訴状によると、ウォルマートの店舗に設置されたテスラの太陽光パネルには肉眼で見える多数の欠陥があったとされています。これらは火災に至る前にテスラが発見し、修復する必要があったもの。しかしテスラは基本的な太陽光パネル取り扱いの訓練と知識を欠く担当者を派遣したため、それらを見過ごしていたとウォルマートは主張しています。

テスラは2016年にソーラーシティを26億ドルで買収し、太陽光発電ビジネスに参入しました。しかし住宅向け太陽光パネルは技術的な課題により製造が遅延しており、売上が低迷しているとも報じられていました。

18日、テスラCEOのイーロン・マスク氏は米国の6つの州にて住宅向け太陽光パネルを買取せずに月額50ドルからレンタルできるプランを始めるとツイート。マスク氏はいつでもキャンセルできると述べていますが、米CNBCはテスラ公式サイトでは「太陽光パネルを撤去して屋根を復元するためには1500ドルの手数料がかかる」と小さく書かれていると指摘されています。
住宅向けに続いて店舗向けにも暗雲が予想されるウォルマートの提訴ですが、今後もテスラが太陽光発電ビジネスに留まり続けるのか注目したいところです。
 
 

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