APTOPIX Hong Kong Protests
Twitterが、国営報道機関からのプロモーションツイート受け付けを停止することを発表しました。これら機関は、Twitterアカウントは引き続き使用できるものの、料金を支払ってのツイートのプロモーションはできなくなります。これは中国国営メディア新華社通信が、いわゆる「容疑者引き渡し条例」に抗議する香港のデモ隊を非難するプロモツイートを出したことを受けての措置とされます。このプロモーション受付停止は、国などによって財政的に、そして編集内容まで管理されている報道機関に適用されるとのこと。財政的に独立している公共放送など視聴者からの資金で運営される団体は含まれません。このポリシー適用によりプロモツイートが出せなくなる報道機関にはTwtterから通知が入るようになっているとのこと。通知を受け取った機関は30日以内に、Twitterのプロモーション関連サービスが停止されます。

一方、Twitterによる別の発表では、中国国内の936アカウントが「香港における政治的不和を拡散させる意図的な」情報操作が具体的に実施されていたため、これを規約違反と判断、すべてのアカウントを停止したことも明らかにされました。これらアカウントは国家による情報操作キャンペーンの一部を担っていたと考えられています。

国営メディアからの広告禁止と関連するユーザーのアカウントを停止するという対応は、政治的思想などが絡む判断であり、一部からTwitterに対して厳しい反応が巻き起こる可能性もあるかもしれません。とはいえ、言論の自由を支持するためには、どちらの対応においても強い姿勢を示し続ける必要があるでしょう。

ちなみに、中国国内ではTwitterの利用は禁止され、サービスそのものがブロックされているはずです。しかし今回停止された中国アカウントの多くは、通信を暗号化するプライベートネットワークを使って情報発信していたとされます。こうした中国政府の意向に沿った広範なスパムキャンペーンを行うアカウントは20万以上はあるとされ、今回停止されたものもこれに含まれているとCNBCは述べています。