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8月23日、ソフトバンクは5Gを利用した8K映像のライブ伝送実験を実施。さいたまスーパーアリーナにて開催しているバスケットボールの国際試合「ドイツ対チュニジア」の模様が8K解像度で中継されました。

今回の実験では2台の8Kカメラと7.1chマイクで試合の模様を収録し、ソフトバンクの通信ネットワーク内に設置したコンテンツ配信サーバーを経由、HTTP形式(MPEG-DASH)に変換され、東京・江東区のテレコムセンタービルの中継会場へ。シャープの8Kモニタを接続したパソコンで再生されました。

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▲今回の実証実験での検証環境。128本のアンテナを搭載して高度なビームフォーミングや空間多重など可能にした「Massive MIMO」が利用されています

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▲シャープの8Kカメラ2台を用いて俯瞰視点と選手のプレーにフォーカスした画角で撮影されています

インターネット内に配信サーバーを設置した際には通信環境がボトルネックとなり、リアルタイムでの配信が難しくなりますが、今回はその環境ながらリアルタイムでの配信を実現。エンドtoエンドでの遅延は約10秒とのことです。

5G回線を利用した8K動画データ伝送の活用についてソフトバンクは、画像解析はもちろんのこと、映像制作会社などにとってデータのやり取りや映像編集が効率的になるのでは、としています。なお、現状は8K画質での視聴となると相応のグラフィックスを備えたPCが必要となりますが、今後はモバイル端末レベルでの視聴実現を目指すそうです。