ジョブズのサイン入り『トイ・ストーリー』ポスター、競売に。開始価格は約264万円

ジョブズがアップルに復帰したのもピクサーが大成功したから

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2019年08月28日, 午前 11:20 in animation
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Nate D. Sanders

アップル在籍時のスティーブ・ジョブズのサイン入りアイテムは数々ありますが、かつてCEOを務めたピクサーのアニメ映画『トイ・ストーリー』のポスターにサインをしたものがオークションに出品されることが明らかとなりました。1986年にジョブズらはルーカスフィルムのコンピュータ関連部門を1000万ドルで買収し、ピクサー(Pixar Animation Studios)と命名。もともとレンダリングソフトが主要商品だった同社のスタッフに、CGコンテンツ制作を提案したのもジョブズでした。

それは「手っ取り早く利益が上がるから」という動機でしたが、本人いわく「こんなにカネがかかるとは思わなかった」ほど自腹を切って支え続けることに。その甲斐あって、同社初の長編アニメ『トイ・ストーリー』は1995年11月に公開するや大ヒットを記録し、直後に株式を公開したためジョブズも大もうけ。その後ピクサーはディズニーに買収され、ジョブズはディズニーの筆頭株主になるとともに役員に就任しています。

それがきっかけでアップルとディズニーも急接近。ディズニーCEOのボブ・アイガー氏がアップルの取締役となり、iTunesがテレビ番組の配信を始めた際に同社がコンテンツを提供したのも、もとを辿れば「ジョブズが『トイ・ストーリー』製作に巨額の投資をつぎ込んでいたから」ということです。

米ロサンゼルスの競売会社ネイト・D・サンダース(Nate D. Sanders)は、ジョブズのサイン入り『トイ・ストーリー』のポスターが出品されることを発表。24インチ x 36インチ(約61cm x 約91cm)のポスターにはおなじみウッディとバズ・ライトイヤーが描かれており、下にある「PIXAR」ロゴの上にジョブズのサインが記されています。

入札の開始価格は2万5000ドル(約264万円)からで、本物と裏付ける証明書も付属しているとのこと。オークションの開始は8月29日(米現地時間)と告知されています。
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当時のピクサーのお金に関する事情は、ジョブズ自らに声を掛けられて財務を担当したローレンス・レビー氏による書籍『PIXAR <ピクサー> 世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話』に生々しく描かれています。スタッフに「アニメ作りの現場には口を出すな」と約束させられるジョブズの逸話などを読みつつ、オークションを眺めるのも乙なものかもしれません。

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