HUAWEI Mate 30、欧州版はGoogleサービス非搭載のまま発売か

パワーユーザーなら気にしないかもしれませんが

山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
2019年08月29日, 午後 05:30 in huawei
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HUAWEIの次期フラッグシップスマートフォン「Mate 30シリーズ」ですが、Googleのアプリやサービスを搭載しないまま発売される可能性が高まってきました。

5月に米トランプ政権がHUAWEIを事実上の禁輸措置としましたが、6月末のG20大阪サミットでの記者会見では規制緩和を示唆しており、禁輸措置の解除も期待されていました。
しかし実際は、現在もエンティティリスト(米政府の許可なしに米企業が取引を禁じられたブラックリスト)からは除外されておらず、オープンソースのAndroid自体は問題ないものの、このままでは米企業の製品やサービス、つまりGoogle製のアプリやサービスを搭載することはできません。

しかし、この問題に詳しい情報筋によると、HUAWEIはGoogleアプリを搭載できない場合でも、9月18日(19日との噂も)にMate 30シリーズを発表。そのまま欧州で発売する予定だとロイターが伝えています。

なお、米国企業から米商務省に対して特定製品の禁輸禁止を免除するライセンス申請は可能ですが、Googleがこのライセンスを申請したかどうかは明らかにされていません。ただ、ロイターによると、HUAWEI関連のライセンス申請は130件以上提出されているものの、1件も認められていないとのことです。

また、Mate 30に搭載される新チップセットKirin 990は、禁止措置以降、取引を停止しているARM製のCPUとGPUコアを採用しますが、HUAWEIはブラックリスト掲載以前にARMv8の永久ライセンスを取得しており、禁輸措置の影響は受けないとしています。


中国国内では、もともとGoogleのサービス(Google検索、Gmail、Googleマップ、YouTubeなど)を搭載せずにスマートフォンを販売しており、ほとんど影響はないと考えられますが、その端末をそのまま欧州で出しても競争力はまったくなさそうです。

あるいは、禁輸措置が解除されるのを見越して、とりあえず非搭載で発表・発売、後日アップデートでの追加を考えているのかもしれません。

なお、独自OSであるHarmonyOSの搭載も考えられますが、これについては、HUAWEI自身が年内に発売のスマートフォンには搭載しないと発言していました。



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