もちろん、Siriショートカットに対応したからといって、それ以上に特別な機能が備わるわけでもなく、できるのは靴ひもを締めるか、緩めるかぐらいしかありません。とはいえ、ひもの締め具合をアプリにプリセット登録すれば、着席しているときはゆるめのフィット感に、歩いたり走ったりするときはややタイトにといった切り替えが素早く行えます。また専用のスマホアプリからはボタン部分のLED発光色を選択できます。
オリジナルのHuaracheはいかにも90年代に流行ったシューズという感じでしたが、Adapt Huaracheは今風のスニーカーであり、ビジネススーツなどとは明らかに合わないものの、Hyper Adaptほどは履いていく場所を選びません。
Nike Adapt Huaracheは、米国では9月13日にグレーとイエローのカラーを用意してNikeのSNKRアプリと一部小売店で発売されます。価格は記事執筆時点では発表されていないものの、参考のために記しておくと、Nike Adapt BBが2019年1月に350ドルで発売されました。日本でも2月17日に発売され価格は3万7800円でした。なお、Adapt BBはすでに完売しています。