アップルの忘れ物防止タグ、精度は10cm以内?他社製品より20倍以上も正確とのうわさ

ただしiPhone 11(仮)だけで発見可能となるのか

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2019年09月7日, 午後 02:05 in apple
0シェア
FacebookTwitter
Tile
Tile

アップルが11日(日本時間)に開催するiPhone発表イベントにて、登場が噂されている忘れ物防止タグ。有名アナリストがその信ぴょう性を高める予測レポートを発表したと伝えられています。米アップル関連情報サイトMacRumorsが入手したアナリストMing-Chi Kuo氏の研究ノートによると、アップル製の忘れ物防止タグは「UWB」、すなわち超高域無線通信システム技術の搭載が期待されるとのこと。Kuo氏は今年初めにも、iPhone 11(2019年モデルの通称)が3モデルともUWBを採用すると述べていました

UWBとは、次世代近接未来無線の候補の1つ。人工衛星の信号が届かない屋内でも、人やモノの位置を高精度で検出できる技術です。

すでに市販されているTile製品をはじめ忘れ物防止タグの主流は、位置検出の手段としてBluetooth LEを使用したもの。これらと比べてUWBの精度がどのぐらいかといえば、Electronic Designの解説によると20〜100倍は正確とのこと。2つのデバイス間の距離を測定する場合、BluetoothおよびWi-Fiを用いる方式が約5mという精度に対して、UWBは5〜10cm。タグの位置を追跡するシステムに実装した場合は、10cm以内で位置が検出できるとされています。

ただしアップル製忘れ物防止タグがUWBのみ搭載だった場合、検出する機器にもUWB内蔵が必要となるため、母艦として使用できる機器はiPhone 11シリーズに限られることになります。その場合は10億台以上という既存アップル製品のユーザーが近くにいれば見つかるという最大の強みが失われることから、Bluetooth LEが組み込まれる可能性もありそうです。

アップル製忘れ物防止タグが開発中との手がかりはiOS 13ベータから次々と見つかっています。まずコードネームは「B389」で、中央にリンゴのロゴが入った円形の製品。iOS 13の新たなFind Myアプリと密接に統合され、ボタンをタップするとチャイムが鳴って位置を知らせ、「紛失モード」に設定すると別のiPhoneユーザーが見つけた場合は所有者に即在に通知。そしてAR機能により、位置がバルーン表示される......といったところです。

来週のスペシャルイベントで発表されるiPhone 11は、昨年モデルに背面カメラや双方向ワイヤレス充電が追加される程度で「目新しさに欠ける」との見方が有力です。それだけにイベントの最後に"One more thing"として忘れ物防止タグをお披露目し、インパクトを補強するのかもしれません。
 
 

TechCrunch 注目記事新型コロナのソーシャルディスタンスを支援するビデオチャットアプリ8選

新型コロナウイルス 関連アップデート[TechCrunch]
関連キーワード: apple, AppleRumor, bluetooth, BluetoothTracker, iOS13, iphone, tile, UWB
0シェア
FacebookTwitter

Sponsored Contents