ファーウェイが5Gモデム搭載の「Kirin 990 5G」発表、Mate 30シリーズに搭載か?

4Gモデルも登場

塚本直樹(Naoki Tsukamoto)
塚本直樹(Naoki Tsukamoto), @tsukamoto_naoki
2019年09月7日, 午後 02:51 in huawei
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Huawei Kirin 990

中国ファーウェイは、最新モバイル向けSoCの「Kirin 990シリーズ」を発表しました。

Kirin 990シリーズでは、内部に5Gモデムを搭載した「Kirin 990 5G」と、4G通信に対応した「Kirin 990」が用意されています。

ファーウェイによれば、Kirin 990 5Gは「業界初の5G対応フラッグシップ向けSoC」だとされています。ただし、ミリ波の5Gには非対応となっています。なお、数日前にはサムスンも5Gモデムを内蔵したSoCこと「Exyos 980」を発表しています。

Huawei Kirin 990

上のスライドは、Kirin 990 5Gの通信速度をアピールするもの。下り最大2.3Gbps、上り最大1.25 Gbpsの通信速度を実現しています。なお、ミリ波による5Gをサポートしている米クアルコムの「X55」モデムの場合、下りの通信速度は最大7Gbpsに達します。

Huawei Kirin 990

Kirin 990 5Gは7nmプロセスで製造されるオクタ(8)コアプロセッサで、103億個のトランジスタを搭載。2個の高性能コアが2.86GHz、2個の中性能コアが2.36GHz、4個の高効率コアが1.95GHzで動作します。さらに16コアのGPUことMali G76や、バンド帯域の消費を最大15%削減するスマートキャッシュシステムが組み合わされています。

Huawei Kirin 990

Kirin 990 5GではAI(人工知能)関連処理も強化されており、高性能なデュアルコアNPUユニットと省電力なコアの両方を搭載しています。また、第5世代ISP(イメージシグナルプロセッサ)を搭載し、デジタル一眼カメラクラスのノイズリダクション技術を実現しています。

Huawei Kirin 990

ファーウェイはKirin 990を搭載したスマートフォンの具体的なロードマップを明かしていませんが、9月19日にドイツで発表されるフラッグシップ端末「Mate 30シリーズ」への搭載が確実視されています。
 
 

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