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iPhone 11シリーズに搭載が確実視されながら、結局は発表されなかった双方向ワイヤレス充電機能。しかし実は、この機能を実現するハードウェアが既に内蔵されており、ソフトウェア的に無効にされている――との噂が報じられています。アップルのインサイダー情報に詳しいSonny Dickson氏は「信頼できるソース」の話として、iPhone 11およびiPhone 11 Proには双方向充電のハードウェアが搭載されており、現状ではソフトウェア的に使えなくされているとツイートしています。
Dickson氏はアップル未発表製品の予測につき数々の実績があります。特に「充電」に関しては、純正ワイヤレス充電マットAirPowerの開発プロジェクトが大きな問題を抱えていると早い時期に指摘しており、実際に同製品は発売中止に終わっています。

iPhone 11シリーズにワイヤレス充電対応AirPodsケースなどが充電できる「双方向ワイヤレス充電」機能が搭載されるとの噂は、数々の方面からくり返し報じられてきたこと。3モデルとも背面の中央にあるアップルロゴは、充電しやすい場所を示すことが目的の1つとも推測されていました。

しかし、スペシャルイベント直前に有名アナリストMing-Chi Kuo氏とBloombergのMark Gurman氏が「双方向ワイヤレス充電機能はキャンセルされたようだ」と報告。Kuo氏は投資家向けメモで「充電効率がアップルの要求水準を満たしていない可能性があるため、本機能はおそらく放棄された」と述べていました。

もしも「必要なハードウェアは搭載しているが、iOS側で無効にしている」のが本当だとすれば、iPhoneの噂話はサプライチェーンの生産現場から伝えられることが多いことから、おそらくハードウェア的には双方向ワイヤレス充電サポート説に傾いていたが、その後に無効化されたという説明が付きそうです。

いずれにせよ、ハードウェア的に搭載されているのであれば、iPhone 11の現物を分解すればある程度分かりそうな話でもあります。発売日の9月20日以降、iFixitなどの分解レポートを待ちたいところです。