今ではだいぶ下火になってしまっていますが、Androidタブレットに勢いがあったころ、ソニーから登場した同社初のAndroidタブレットが「Sony Tablet S」です。

製品の発表そのものはだいぶ前から行われており、2011年頭のCESで予告していたほか、4月には秋以降の発売を発表していました。そして9月1日に発売日を正式発表したのち、2011年の今日、ついに発売となりました。todayソニーのタブレットといわれると超薄型を連想しがちですが、最初のこのモデルは形状が独特。奥に行くほど分厚くなる、中綴じの雑誌のような厚みのあるクサビ型デザインを採用していました。机の上に置けば少し角度がついて見やすく、手に取れば本や雑誌のような感覚となるのが面白かった覚えがあります。

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形状以外にもユニークな特長が多数ありました。映画やドラマ・アニメなどの映像作品が楽しめる「Video Unlimited」、電子書籍サービスの「Reader Store」など、ソニー独自のコンテンツサービスが最初からサポートされていたのはもちろんですが、ゲームプラットフォームの「PlayStation Mobile」にまで対応していたのは、他のAndroidタブレットにはない部分でしょう。ゲームに関しては、PS3のコントローラーに正式対応していたのが地味ながらも魅力です。

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もちろん独自サービスだけでなく、DLNAへの対応でnasneなどHDDレコーダーに録画した番組が視聴できたり、テレビなどを操作できる赤外線リモコン機能搭載していたりと、便利に活用できる機能がありました。

この日発売されたのはネットワーク機能がWi-Fiのみのモデルですが、10月28日には3G版がドコモから発売されています。先にWi-Fi版が発売されるのは、ちょっと珍しいかもしれません。

なお、ソニーのAndroidタブレットで製品名に「Sony」の名が冠されているのは、このモデルと同時発表の「Sony Tablet P」だけ。次のモデルからはXperia Tabletシリーズへとブランドが変わりました。

9月17日のおもなできごと

2004年、シャープがEfficeon搭載ノート「Mebius MURAMASA PC-MP70G/50G」を発売
2004年、ニコンがフォトストレージ「COOLWALKER MSV-01」を発売
2011年、ソニーがAndroidタブレット「Sony Tablet S」を発売
2015年、パナソニックが光学24倍ズームの「LUMIX FZ300」を発売