iPhone 11シリーズ、最後のインテル製モデムを搭載か。フィールドテスト情報から推測

インテル製モデムも進化していたようです

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2019年09月20日, 午前 10:00 in apple
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iPhone 11シリーズのLTE速度が前年モデルよりも約13%アップしたとの噂が報じられていましたが、これはモデムチップがインテル製からクアルコムなど他社製に変更されたからではないかとの推測を呼んでいました。

しかし実際のiPhone 11シリーズを調べてみたところ、前年に続いてインテル製だと推測されると伝えられています。PCやスマートフォン情報に詳しい米PC Magは、iPhone 11、iPhone 11 Proの3モデルで、フィールドテストモードを起動。このモードは通話・通信機能の詳細な技術ステータスを表示する隠し機能で、電話アプリにて「*3001#12345#*」のコマンドを発信することで実行できます。

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この際に表示されるメニュー画面のレイアウトは、モデムチップがインテルとクアルコムそれぞれに違い、並びによって製造元が特定できるとのこと。それらが3モデルとも共通してインテル版レイアウトだったというわけです(上の画像がインテル版、下の画像がクアルコム版のレイアウト)。

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フィールドテスト情報では、搭載されているLTEモデムもモデル番号は表示されません。が、PC Magは、iPhone 11シリーズに関する公式情報から察するに、インテルのXMM 7660チップである可能性が最も高いと述べられています。このチップは、同社がスマートフォン向け5Gモデムチップ事業を撤退しアップルに無線技術の特許や設計設備など「大半」を売却する前に開発された、最後のLTEモデムとのことです。

アップルがクアルコムとの和解に達し、同社からのモデムチップ調達の道が開けたのは今年4月のこと。iPhone2019年モデルにクアルコム製チップを投入するのは、さすがに間に合わなかったのかもしれません。

そもそもアップルがクアルコムに巨額の特許使用料などを支払ってまで和解せざるを得なかったのは、インテル開発のモデム性能に不満を抱いていたことが要因の1つと推測されています。しかし、iPhone 11シリーズのLTE速度アップがインテルの努力のたまものとすれば、その知的財産などを入手したアップルはいい買い物をしたと言えそうです。

 

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