オーストラリア政府、NASAの月および火星探査を支援へ。得意の採掘技術を宇宙に流用

ASAは今年初めに創設されたばかりです

Munenori Taniguchi
Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2019年09月23日, 午前 07:50 in space
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NASA/Joel Kowsky

オーストラリア政府のスコット・モリソン首相が、NASAの有人月面着陸プロジェクト「アルテミス計画」に国として協力すると発表しました。オーストラリアは、ロボティクスやオートメーション、遠隔での物資管理といった関連分野でミッションに貢献することが期待されます。これら支援分野はオーストラリアの採掘産業で利用されている技術から流用されるものでもあるとのこと。モリソン首相は、この協力体制に5年で1億5000万ドルを投入すると述べました。これは今年始めにオーストラリア南部の都市アデレードに創設されたオーストラリア宇宙庁(ASA)予算の3倍以上の額です。なお、ASAはNASAとの協力を通じて新しいアイデアや高度な技術スキルを要する作業を促進する」としており、NASAのほかのミッション、たとえばMars 2020のようなプロジェクトにも関わっていく予定です。

NASAは2024年までに宇宙飛行士を月に送り込むことを計画しています。そして、その着陸時の拠点とするため"ゲートウェイ"と称する宇宙ステーションをに月周回軌道に建設する予定です。

このゲートウェイ建設には今月初め、日本のJAXAも生命維持装置や物資補給船向けの技術開発に加わる予定で、文部科学省が来年度の概算要求に予算を計上したことが9月上旬に報じられていました。まだ日本は正式にはアルテミス計画に参加していないものの、年内にも参加を表明する方針だとされています。


 

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