新型Mac Pro、米国内で製造と発表。中国産パーツの関税が一部免除されたため

トランプ大統領も喜びそうです

Kiyoshi Tane
Kiyoshi Tane
2019年09月24日, 午後 03:50 in Personal Computing
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アップルは今秋に発売が予定されている新型Mac Proにつき、米テキサス州オースティンで製造(組み立て)することを発表しました。新型Mac Proは6月末に「(前モデルが米国内で生産されていたのに対して)中国に生産拠点を移す」と報道されていましたが、「Made in USA」の方針が守られることになります。今回の件に先立って、アップルは米国政府の中国産品3000億ドル(約33兆円)への追加関税「対中制裁第4弾」に対して、USTR(米通商代表部)に15件の免除申請を提出。そのうち新型Mac Pro用の主要部品など、計10件が承認されていました

アップルは公式声明にて「特定の必要部品についてアップルが関税免除を受けられたため、米国内での製造が可能になった」と述べており、USTRが申請を承認したこととの因果関係を認めています。トランプ大統領は「アップルは中国で製造された部品に対する関税の免除や救済が与えられることはないだろう。アメリカで作れば、関税もなし!」とツイートしていましたが、まさに「アメリカで作る」ことと引き換えに免除してもらえたと推測されます。

さらにアップルは「新型Mac Proには12を超える米国企業が設計、開発、製造した部品が含まれ、米国内の顧客に販売されます」と表明。2013年に発売された旧Mac Proと同じオースティンの工場で、まもなく組み立てが開始されると述べています。

そして「新型Mac Proに使われている米国製部品の価値は、前モデルの2.5倍」として米国内からの多額の調達を強調するとともに「2023年までに米国経済に3,500億ドルを投資するというコミットメントを順調に遂行しています」と以前発表した計画を再確認しています。

新型Mac Proは米国価格は5999ドルからの高額製品です。iPhoneやiPadのような一般ユーザー向けとは違ってプロユースだけに、市場規模の大きさも限られているはず。トランプ氏に「iPhoneを米国内で作れ」と無理強いされないように譲歩しておくには、ちょうどいい位置づけなのかもしれません。
 

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